食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02390160110
タイトル カナダ保健省(Health Canada)、ビスフェノールAに関するリスク評価が終了し、カナダ政府が国民の健康及び環境保護のために措置を講じる旨を公表
資料日付 2008年4月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ保健省(Health Canada)は4月18日、ビスフェノールAに関するリスク評価が終了し、カナダ政府が国民の健康及び環境保護のために措置を講じる旨を公表した。概要は以下のとおり。
 カナダガゼット(官報)に当該リスク評価のサマリーが4月19日に公表され、その後60日間、ビスフェノールAを含む哺乳瓶の輸入、販売及び宣伝を禁止するかどうかに関し意見募集が行われる。カナダ保健省のこのスクリーニング評価では主に乳幼児(0~18ヶ月)への影響が評価された。乳幼児の主な暴露源は、高温でのポリカーボネート製哺乳瓶の使用及び缶(の内面塗料)からミルクへのビスフェノールAの移行である。評価の結果、乳幼児の暴露量はリスクとなる可能性がある水準より低いが、暴露量と有害作用量との差が十分ではない。
 カナダ政府は慎重を期し、乳幼児のビスフェノールA暴露を低減するため以下の措置を提案している。
1. ポリカーボネート製哺乳瓶を禁止する
2. ミルク缶中のビスフェノールAについて厳しい溶出上限値を設定する
3. 業界と共同で、代替の食品包材を開発し、実践規範を定める(訳注:Q&Aによれば、ミルク缶の内面塗料に係わるもの)
4. カナダ環境保護法に定めるスケジュール1(※訳注:毒性物質リスト)にビスフェノールAを収載する
【関連情報】
1. カナダガゼットに掲載されたスクリーニング評価の概要中のヒトの健康影響に関する内容の概要は以下のとおり。
 ヒトは主に経口でビスフェノールAに暴露される。暴露量の評価は次のとおり。
(1) カナダ国民全体:0.08~4.30μg/kg体重/日
(2) 高暴露集団(乳幼児)
・乳児(0~1ヶ月):平均0.50μg/kg体重/日、最大4.30μg/kg体重/日
・幼児(12~18ヶ月):平均0.27μg/kg体重/日、最大1.75μg/kg体重/日
 げっ歯類の神経発達及び行動に関するデータから、不確実性が高いものの、暴露量と同桁~1
,2桁多い用量において潜在的な有害影響が示唆される。トキシコキネティクスデータ及び代謝データから、妊婦、胎児及び乳幼児の潜在的な感受性が示唆されること、動物実験から、げっ歯類の発達段階で感受性の増大傾向が示唆されることを考慮すると、予防措置を講じることが適切だと判断される。
 当該カナダガゼットは以下のURLから入手可能。
http://canadagazette.gc.ca/partI/2008/20080419/html/notice-e.html#d106
2. 「化学物質管理Web site」に公表されたビスフェノールAに関するプレスリリース、保健大臣発言、ファクトシート、Q&A、技術情報及び報告書概要は以下のURLより入手可能。
http://www.chemicalsubstanceschimiques.gc.ca/challenge-defi/bisphenol-a_e.html
3. ビスフェノールAに関する評価案(106ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.ec.gc.ca/substances/ese/eng/challenge/batch2/batch2_80-05-7_en.pdf
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ保健省(Health Canada)
情報源(報道) カナダ保健省(Health Canada)
URL http://www.hc-sc.gc.ca/ahc-asc/media/nr-cp/2008/2008_59_e.html

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