食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu02380280188 |
| タイトル | フランス食品安全庁(AFSSA)、軟体動物(腹足類、棘皮動物及び被嚢動物)のphycotoxinesのリスクに関する科学的及び技術的資料を公表 |
| 資料日付 | 2008年3月17日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | フランス食品安全庁(AFSSA)は、生きた二枚貝(mollusques bivalves)を除く軟体動物(腹足類(gasteropodes)、棘皮動物(echinodermes)及び被嚢動物(tuniciers))のphycotoxines(訳注:海洋性植物プランクトンにより産生される毒)のリスクに関し食品総局(DGAl)から諮問を受け、2008年2月8日、DGAlとの了解により、科学的及び技術的資料(appui scientifique et technique)を公表した。 1.背景 2004年4月29日付け動物由来の衛生に関する欧州規則EC No.853/2004の第VII部付属書IIは生きた二枚貝類に適用される規定を定めているが、生きた海棲棘皮動物(ウニ・ナマコなど)、被嚢動物(ホヤなど)及び腹足類(バイなど)にも適用される。また、当局が市販貝類のphycotoxinesの汚染レベルのサーベイランスを実施しなければならないことも定められている。 2.結論 文献調査では、腹足類は麻痺性のphycotoxinesを蓄積することが認められている。しかし、 ・フランスで腹足類のうち最も消費量の多いバイとタマキガイ ・EU規則にある他のphycotoxines(記憶喪失性貝毒、脂溶性毒(lipophiles)、イエソトキシン下痢性貝毒 及びアザスピラシド下痢性貝毒) についてのデータがない。 藻類を摂食する貝類が筋肉に毒を蓄積するのに反して、捕食性腹足類は内臓にphycotoxinesを蓄積する傾向にある。 被捕食性二枚貝類と捕食性腹足類の調査から、二枚貝類の方が腹足類よりも大幅に汚染されていることが認められた(10倍)。 しかし腹足類には以下のような特徴がある。 (1)麻痺性のphycotoxinesは体内貯留期間が極めて長く、解毒作用も受けないという研究報告がある。 (2)汚染はしばしば偶発的で、必ずしも麻痺性のphycotoxinesを産生する渦鞭毛藻類の大量発生期と一致しない(アワビの例)。 (3)藻類を摂食する腹足類では、ヒトが食用とする筋肉部分で汚染度が高い。 (4)麻痺性のphycotoxinesの取込は腹足類の自己防衛の一手段で、腹足類は選択的に汚染食物を摂取している。 腹足類を食べて麻痺性中毒に罹った症例がスペインで1例報告されている。 従って、フランス沿岸地域の腹足類については、季節要因を考慮した上でphycotoxinesの汚染レベルを調査研究することを勧告する。 被嚢動物に関しては、ろ過作用を行う結果として麻痺性のphycotoxinesを蓄積することを示す研究データがある。正確な調査研究は、phycotoxinesが大量となる時期に行うべきである。 最後に棘皮動物に関しては、ウニのみが食用となる。ウニの卵の毒性に対するヒトの感受性はよく知られているが、ウニがphycotoxinesを蓄積するのかに明解に答えられるデータはない。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
| 情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
| URL | http://www.afssa.fr/Documents/RCCP2007sa0016.pdf |
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