食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02340200330
タイトル 英国健康保護局(HPA)、感染症情報(Health Protection Report)第2巻11号を公表
資料日付 2008年3月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国健康保護局(HPA)は、3月14日、イングランド及びウェールズにおける食中毒及び感染症情報(Health Protection Report)第2巻11号を公表した。今号の概要は以下のとおり。
1. 2008年第5~8週に複数箇所での発症例(General outbreak)として報告された食中毒
(1) ロンドン南東部(SE London)地域のレストランにおいて食中毒により2名が発症した。Salmonella Enteritidis PT1が検出された。原因食品は不明。
(2) イースト・ミッドランド・ノース(East Midlands North)地域のレストランにおいて食中毒により4名が発症した。S. Typhimurium U319が検出された。原因食品は不明。
2. 2008年1月にHPAにおいて記録されたイングランド及びウェールズでのサルモネラ感染症
 症例の総計(暫定数値)は613件で、その血清型は、S. Enteritidis PT4が43件、S. Enteritidis (他のPT)が145件、S. Typhimuriumが119件、S. Virchowが22件、その他が284件であった。
3. イングランド及びウェールズにおいて2008年第5週から8週の期間に報告された一般腸内細菌感染症
 細菌別に見るとカンピロバクターによる症例が最多で628件、2番目がロタウイルスによるもので529件、3番目がノロウイルスによるもので96件、次いでサルモネラ属菌が61件、以下ジアルジア属が45件、クリプトスポリジウム症が37件、腸管出血性大腸菌O157及びソンネ赤痢菌によるものがそれぞれ6件となっている。
 2008年第1~8週の累計は、カンピロバクターが2
,454件で2007年同期の4
,361件から大幅に減少した。また、ロタウイルス(2008年が1
,389件、2007年が1
,913件)、ノロウイルス(2008年が398件、2007年が1
,436件)、サルモネラ属菌(2008年が390件、2007年が927件)、ジアルジア属(2008年が183件、2007年が353件)、クリプトスポリジウム症(2008年が124件、2007年が218件)、ソンネ赤痢菌(2008年が27件、2007年が53件)及び腸管出血性大腸菌O157(2008年19件、2007年31件)についてもそれぞれ前年同期と比較し減少を示した。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国健康保護局(HPA)
情報源(報道) Health Protection Agency
URL http://www.hpa.org.uk/hpr/archives/2008/hpr1108.pdf
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