食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02340160294 |
タイトル | WHO、食品安全ニュース2008年第2号を公表 |
資料日付 | 2008年3月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | WHOの国際食品安全当局ネットワーク(INFOSAN:International Food Safety Authorities Network)は、電子版食品安全ニュース2008年第2号(2008年3月7日付)を公表した(全5ページ)。食用動物の抗菌剤耐性を特集しており、概要は以下のとおり。 1.抗菌剤はヒト・動物の臨床医学と動物福祉にとって重要な薬物である。動物とヒトに同系統の抗菌剤が広く用いられている。 2.成長を促進し、飼料効率を高める目的で抗菌剤が飼料や水に添加される場合もある。食品生産に係わる動物が長期間低用量の抗菌剤に暴露すると、感染を治療・予防するための投与よりもむしろ抗菌剤耐性を発現させる結果になりやすいと考えられている。 3.2003年ジュネーブで開催されたFAO/OIE/WHO作業部会で、ヒト以外に抗菌剤を使用して生体が耐性を獲得し、結果としてヒトの健康に悪影響が及ぶ明確な証拠があるとの結論が出ている。 4.過去数10年にわたり欧州委員会をはじめとするいくつかの国では、公衆衛生へのリスクを理由にある種の抗菌剤の成長促進用途での使用を中止している。このような政策はWHOの勧告やコーデックス委員会が策定したガイドラインに則したものである。 5.現在までに明らかになっているところによれば、食品中の残留抗菌剤により生じる毒性及び細菌叢の変動に関するリスクは極めて小さいが、微生物における抗菌剤耐性の発現に伴うリスクは顕著である。 6.耐性のある病原菌に感染すると、治療は難しくかつ高額になる。このため抗菌剤耐性は公衆衛生・動物衛生上の問題であるばかりでなく、経済的な負担ともなる。 7.耐性が原因で薬効のなくなった薬剤に代わる新たな抗菌剤はほとんど開発されていない。よって緊要な抗菌剤を中心として、あらゆる抗菌剤の薬効を保全するための管理対策が直ちに求められる。 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
URL | http://www.who.int/foodsafety/fs_management/No_02_Antimicrobial_Mar08_EN.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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