食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02340070149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、香料グループ評価52に関する科学パネルの意見書を公表 |
資料日付 | 2008年3月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は、香料グループ評価52に関する科学パネルの意見書を公表した。 科学パネルは、現在EU加盟国で使用されている香料が健康に与える影響について意見を欧州委員会から求められた。特にFAO/WHO合同食品添加物専門家委員会(JECFA)が行った評価を検討し、さらなる評価が必要かどうか決定するよう要請された。 今回評価対象となった44のヒドロキシ及びアルコキシ置換ベンジル誘導体は全て、Flavouring Group Evaluation20(FGE.20)でEFSAが評価したベンジルアルコール、ベンズアルデヒド及びアセタール誘導体、安息香酸及び関連エステル類と構造的に類似性を持っている。さらに2物質がJECFAによって評価されたが、これらの物質は登録されていないため今回の評価の対象から外された。科学パネルは、44物質のうち43物質に関してJECFAの手順に同意しているが、ブチル4-ヒドロキシベンゾエートに関しては、香料として評価を行う前に追加データが必要であると考えている。 8物質に関して、JECFAの評価は米国の生産量から得られたMaximised Survey-derived Daily Intake(MSDI)のみに基づいた評価を行っているため、これらの物質の最終的な評価を行うにはEUの生産量が必要である。modified Theoretical Added Maximum Daily Intake (mTAMDI)を計算し、より正確な暴露評価を必要とする香料を特定して最終評価を行うためには、44物質全てに関する使用量が必要である。また、これら44物質の評価結果が商業製品に適用可能かどうか決定するためには、更に入手可能な成分規格の考察が必要である。 44物質のうち40物質は十分な成分規格が入手可能であるが、4物質に関しては成分規格に関してより詳細な情報が求められている。 それゆえ、米国の生産量しか入手できない、あるいはデータ不足などの理由のため、EFSAは12物質について結論を留保した。また、これら12物質のうちブチル4-ヒドロキシベンゾエートに関しては、香料として評価を行う前に追加データが必要であるとした。残る32物質について、EFSAはMSDIアプローチに基づいたJECFAの結論(香料として予測される摂取量では安全上の懸念はない)に同意している。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/EFSA/Scientific_Opinion/afc_op_ej637_FGE52_op_en.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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