食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu02310010361 |
| タイトル | 台湾行政院衛生署、週刊情報「薬物食品安全週報」第123号を発行、ビスフェノールAについて解説 |
| 資料日付 | 2008年1月24日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 台湾行政院衛生署は1月24日、一般向けの週刊情報「薬物食品安全週報」の第121号を発行した。今号における食品の安全性に関連する掲載内容は、以下のとおり。 1.ビスフェノールAとは 米国の消費者保護団体の調査により、某有名ブランドの乳児用粉ミルクの金属製の缶からビスフェノールA(BPA)が検出され、発がん性のおそれが指摘された旨が先般、新聞報道により報じられた。 BPAは様々なプラスチックの製造に用いられる化学工業用の原料であり、乳幼児用の哺乳瓶や食品・飲料用の缶の内部コーティングに使用されることから、健康への影響が懸念され、広く研究されている。 BPAは構造がエストロゲンに相似することから、ホルモンかく乱物質(hormone disrupter)又は 内分泌かく乱物質(endocrine disrupter)と見なされている。動物実験の結果、BPAには催奇形性があるほか、アレルギー誘発性並びに生殖系への影響があることがわかっている。また、乳がん、精巣がん及び前立腺がん等のホルモンと関連性のあるがんの発症率を増加させることもわかっているが、多くのがん研究は高用量で実験を行っており、低用量のBPAでも発がん性があるか否かはなお疑問である。また、炭素14で標識したBPAで代謝実験を行った結果、BPAの体内における半減期は1日と推算され、このことからBPAはヒトの体内に蓄積しにくいことがわかる。 BPAは内分泌かく乱物質であるが、台湾行政院環境保護署は現時点ではBPAを毒性物質に分類していない。しかし、BPAは哺乳瓶や缶詰の内部コーティング等に使用されていることから、米国、英国、日本及び台湾では乳幼児用食器の溶出試験が実施されており、この結果、BPAの溶出量は0.01ppm以下で、EUの科学委員会(Scientific Committee on Food:SCF)が2004年に定めたBPAの溶出基準0.6ppmを下回ることがわかっている。食の安全を保障するため、リスク評価に必要となる関連データについて、同署は今後も収集することを予定している。 |
| 地域 | アジア |
| 国・地方 | 台湾 |
| 情報源(公的機関) | 台湾行政院衛生署 |
| 情報源(報道) | 台湾行政院衛生署 |
| URL | http://www.doh.gov.tw/ufile/doc/%e8%97%a5%e7%89%a9%e5%ae%89%e5%85%a8%e7%ac%ac123%e6%9c%9f.pdf |
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