食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02270100295 |
タイトル | FAO、世界各地における鳥インフルエンザの現況を告知 |
資料日付 | 2008年1月24日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 最近15ヶ国で鳥インフルエンザ(AI)が発生していることから、H5N1ウイルスは依然世界的な脅威となっており、厳重な監視と精力的な制圧への取組が必要なことを示している。 2007年12月以降、バングラディシュ、ベニン、中国、エジプト、ドイツ、インド、インドネシア、イラン、イスラエル、ミャンマー、ポーランド、ロシア、ウクライナ、トルコ及びベトナムの15ヶ国で鶏・七面鳥・ガチョウ・アヒル等の家きんにH5N1によるAIの集団感染が発生した。 制圧に向けた取組は世界的に進展しており、3年前に比べればサーベイランス、早期発見、迅速な対応などの点で改善が見られる。しかし危機が去ったわけではなく、特にインドネシア、バングラディシュ、エジプトは今も厄介な状況にあり、多大の努力にも拘わらずウイルスが定着している。 各国は引き続きなりゆきに厳しい監視の目を向けるべきである。ウイルスは、ヒトへの感染力を強めたわけではないが、アジアやアフリカのほか、おそらく欧州の一部でも存続しているとみられる。したがって依然ヒトインフルエンザの世界的流行への引き金となるおそれがある。 【各国の状況】 1.インド 西ベンガルで過去最悪の集団感染が発生、制圧に向け奮闘中。 2.インドネシア 2004年以降全33州中31州で発生、ヒトの感染症例が続発中。最近出現した新株は、現行の家きん向けワクチンでは十分に効かない可能性。調査と新ワクチンの開発が必要。 3.バングラディシュ 全64県中21県で発生、さらに深刻化。AIが定着した感があり、サーベイランス・制圧活動奏効せず。 4.エジプト 対応強化後も続発。発生報告、消毒、殺処分、移動制限、農場・市場のバイオセキュリティーを要強化。ワクチンは商用農場では概ね奏効したが、零細農家までは浸透せずAIが再燃。ウイルス株変異の可能性も要調査。 5.西アフリカ、ベニン、ガーナ、ナイジェリア及びトーゴ 2007年に発生。ウイルスが地域に定着するリスク大。ナイジェリアでのウイルス循環が周辺諸国への感染源か。 6.欧州:ドイツ、ポーランド、ロシア及び英国 最近新たに発生。野鳥からの伝播でない家きんへの感染があり、感染の別経路と潜在的保菌生体(平飼いのアヒルなど)に新たな疑い。 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 国際連合食糧農業機関(FAO) |
情報源(報道) | 国際連合食糧農業機関(FAO) |
URL | http://www.fao.org/newsroom/en/news/2008/1000775/index.html |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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