食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu02250010343 |
| タイトル | フランス衛生監視研究所(InVS)、重金属汚染地区の住民の鉛中毒検診とカドミウム・鉛・亜鉛の体内蓄積調査の妥当性に関する最終報告書を公表 |
| 資料日付 | 2008年1月8日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | フランス衛生監視研究所(InVS)は、ノール県Mortagne-du-Nord地区の住民の鉛中毒検診とカドミウム・鉛・亜鉛の体内蓄積状況を調査する妥当性について最終報告書を公表した。 同地区は1968年まで操業していた亜鉛精錬工場、硫酸工場及び鉛精錬工場の跡地で、いまだに現場周辺の土地や堆積物から重金属が検出される。鉛・亜鉛・カドミウムの濃度は高く、住民の体内にどの程度浸透・蓄積しているかを調査することが必要ではないかという問題が提起された。本報告書は、鉛中毒検診の実施及び住民の体内浸透・蓄積調査の妥当性について指針を示すことを目的とする。 カドミウムについては、ヒトの最大暴露量は食品、飲料水、土壌及び粉塵からの摂取で33.4μg/日/人と見積もられ、基準毒性値の60μg/日/人をかなり下回った。この暴露レベルは許容できるものであり、従って体内浸透・蓄積の測定は不要である。 鉛については、汚染中心地区在住の子供の血中鉛濃度分布は基準毒性値の100μg/Lを超えている可能性がある。100μg/Lを超える確率は、鉛の推定バイオアベイラビリティに基づき0.8?6.3%の間である。確率はこれでもまだ過大評価であると思われる。 血中鉛濃度検査の有効性には限界があるため、集団検診の実施は不適切と思われる。古い建物が残っており工場閉鎖後でも汚染源への暴露があるので、鉛中毒の具体的なリスク要因について当該地区の内科医・小児科医に周知して認識を高めるのがよい。そうすればそれら主治医が6歳以下の児童・乳児及び妊婦について、個別に検診を行うことの妥当性を評価できよう。 「子供や妊婦の鉛中毒に関するガイドライン」は、患者が医療を求めるときにリスク要因の調査を行うよう助言しているが、この勧告はその指針に沿うものである。 住民に対しては、子供や妊婦に鉛中毒の潜在的リスクがあり、殊に庭園が汚染されている可能性について周知しなければならない。 環境や野菜の重金属測定含有量については報告書本文に記載があり、以下のURLから入手可能(42ページ)。 http://www.invs.sante.fr/publications/2008/saturnisme_mortagne/RAPP_SCI_Saturnisme_Web.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源(公的機関) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
| 情報源(報道) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
| URL | http://www.invs.sante.fr/display/?doc=publications/2008/saturnisme_mortagne/index.html |
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