食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02240330188 |
タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、害虫抵抗性とうもろこしMON89034の市場流通に関する意見書を公表 |
資料日付 | 2007年11月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、欧州規則1829/2003に基づき、チョウ目害虫抵抗性とうもろこしMON89034の種子及びその二次製品の食用及び飼料としての市場流通について、競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)からの諮問に対する意見書を公表した。なお、本申請は欧州内での栽培許可に関する内容ではない。 MON89034はcry1A.105及び改変cry2Ab2遺伝子を導入したもので、Cry1A.105及び改変Cry2Ab2たん白質を産生し、それらはメイガ類、シロナヤガ類、ヤガ類及びオオタバコガ類に対する抵抗性を有する。 組換え遺伝子により産生されるたん白質の質と量、挿入遺伝子の安定性、急性毒性、及び栄養面などについて特段の所見はない。in vivo消化・分解試験では極めて微量なCry1A.105及びCry2Ab2たん白質残留がある。なお、Cry1A.105 及びCry2Ab2 たん白質と既知のアレルギー誘発性たん白質に構造相同性(アミノ酸配列)は見られないが、現在の知見では、当該たん白質にアレルギー誘発性が無いと断定することはできない。 また、ラットを使ったMON89034の90日間反復投与亜慢性毒性試験では、腎臓組織変性及び膀胱結石の徴候(罹患率10%/母数20匹)があるため、血液と尿に関するデータを提出する必要がある。そのデータが提出できない場合は、腎臓組織変性について再検討を加えることや、膀胱結石に関する背景データ(罹患率0.49%)との差異についてのデータが必要である。また、安全確認をより確実にするため、遺伝子の挿入位置に関しても、挿入位置から更に両側1 ,000bp程度拡大した情報を確認することが望ましい。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
URL | http://www.afssa.fr/Documents/BIOT2007sa0300.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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