食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02220020188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、食品中の非ダイオキシン様PCB含有量に関する意見書を公表
資料日付 2007年10月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、食品中の非ダイオキシン様PCB(non dioxin-like:PCB-NDL)含有量に関して食品総局(DGAl)並びに競争消費不正抑止総局(DGCCRF)の諮問を受け、意見書(28ページ)を公表した。結論及び勧告等は以下のとおり。
1.諮問内容
(1)ヒトの健康影響及び消費者の暴露低減の観点から、PCB汚染物質の管理のためのリスク評価の指標として、従来の7種の指標PCB(PCB-28、52、101、118、138、153及び180)から、PCB-118以外の6種の指標PCBに変更することは適切か?
(2)欧州食品安全機関(EFSA)の2005年のPCB-NDLに関する意見書についてAFSSAの見解は何か、PCB同族体毎の毒性データはあるか、またこれらのデータから耐容1日摂取量(TDI)が推測できるか?
(3)AFSSAは諮問に加え、一般国民の食品経由PCB-NDL暴露を検討し、欧州規則案記載食品の最大許容含有量は妥当か?
2.結論
(1)PCB-118はダイオキシン様PCB(PCB-DL)であり、それを除いた6種のPCB指標でも食品のPCB汚染物質管理に使用できる。また、6種のPCB指標による食品経由暴露リスク評価には10ng/kg体重/日のTDIを考慮すること。
(2)フランス人の食品経由のPCB-NDL暴露状況
 6種の指標PCBの平均暴露量は子供で12.9ng/kg体重/日、成人で7.7ng/kg体重/日及び出産可能年齢の女性で7.6ng/kg体重/日である。
(3)フランス人の食品経由PCB-NDL暴露の管理オプション
1)ダイオキシンと異なり、PCB-NDL類の汚染源に対する管理オプションは、過去の環境汚染が主に関連することから、限定されているが、PCB-NDLのリスク評価は、PCB-DLと比較し、食品よりの暴露リスクを過小評価していない。
2)ECで設定されたPCB-NDL類のTDIに適合する基準値を採用すると、食品群によっては20~40%台の食品を排除することになる。
3)子供、成人及び出産可能年齢の女性における暴露評価でTDI超過が確認されている。但し、成人及び3歳以上の子供に関しては、暴露幅が大きいので問題はない。
3.勧告
(1)出産可能年齢の女性及び3歳未満の子供に関してはTDIが超過しており、体内負荷幅(Margin of Body Burden:MOBB)が小さいことを考慮すると、健康に関る安全性確保が不十分と考えられる。従って、AFSSAは出産可能年齢にあるフランス女性の受胎期の暴露レベルについて知見を得るよう勧告する。
(2)魚については、その栄養的見地から他国の評価機関と同様その摂取を推奨する。但し、PCBで汚染された漁場で獲れた脂質の多い魚の過剰摂取は避けるべきである。
(3)2005~2006年に実施されたPCB-NDL類の全国調査により、同じ食品におけるPCB-DL類(12種類)の含有量の推定を可能としたが、より精度を高めるためには、更なる情報収集が必要である。また、魚に次いで暴露量の多い食肉及びそれらの製品の情報を追加収集する事を勧告する。
(4)本意見書の勧告は、未だ不十分なPCB成分の知見に基づくもので、試験や研究の過程を通じて得られる新たな知見に応じて変更されうるものであることを付記する。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Documents/RCCP2006sa0305b.pdf

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