食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu02210210149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、特定微生物の安全性推定(QPS)の導入に関する科学委員会の意見書 |
| 資料日付 | 2007年12月7日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州科学委員会は、特定微生物の安全性推定(Qualified Presumption of Safety:QPS)の導入に関する意見書を公表した。 今回、科学委員会は、欧州食品安全機関(EFSA)傘下の科学パネルで共通に使用できる統一的な微生物評価システムとして、QPSが利用可能であるかどうか評価を行うようEFSAから要請を受けた。 EFSAが安全性評価の対象としている100種類の微生物群は、主に1)芽胞非形成グラム陽性菌、2)バチルス菌、3)酵母菌、4)糸状菌の4グループに分類できる。前3グループはQPSグループに分類しても、個別に安全性評価を行った場合と同等の信頼性が保たれることが明らかとなった。一方、糸状菌については、使用用途が特別であり、他の用途に転用する場合の安全性を推定することができず、QPSに分類することは望ましくないという結論に達した。また、QPSグループに分類することが相応しい微生物の数は極めて多く、EFSAで安全性評価の対象となる微生物の大半を占めているため、安全性評価に優先順位を設け、危険性のないことがあらかじめ分かっている微生物については煩瑣な評価を回避できる利点が改めて裏付けられた。ただ、QPSに分類された微生物の代謝物に関しては、安全性が同様に導かれるとは限らないが、科学委員会は、このような場合でもQPSの有効性は保たれると考えている。 QPSに分類された微生物のリストは、今後、EFSAの責任において少なくとも年に一度は再検討を行い、見直しをする必要がある。また、必要があればその都度再検討を行うことになろうが、その際、変更がない場合でもその旨を報告することが求められる。 (訳注:現在、食品及び飼料の製造には多種類の微生物を使用しているが、これらの微生物の中には、長期にわたり明らかに安全に使用されているもの、未だに実体が不明確なもの、消費者にリスクを及ぼす恐れのあるものなどがある。そのため、一定の指標に基づいて微生物を分類し、重要度に応じてこれらの分類された微生物グループの評価を行うことで、評価効率を上げることができる。QPSはその一つの試みとして導入が検討されている。 QPSとは、微生物の属性・微生物に関する知見・病原性の有無・最終用途など4つの指標を基に微生物を分類し、安全性に問題が無い、または、あったとしても問題点が特定でき排除可能であれば(適格)、その分類群をQPSグループとして分類することである。このグループに属する微生物群に対しては適格性評価以外の安全性評価を行わないことによって、不必要な実験の減少、実験の簡素化、資源の有効利用などの利点がもたらされる。) |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | http://www.efsa.europa.eu/EFSA/Scientific_Opinion/sc_op_ej587_qps_en.pdf |
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