食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02200310188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、エキウムオイルについて英国当局が作成した意見書案への評価意見書を公表
資料日付 2007年9月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)の諮問を受け、欧州規則EC258/97に定める新開発食品及び新開発食品成分として、シャゼンムラサキ(Echium plantagineum)由来精製エキウムオイルを使用すること、及び英国食品基準庁(FSA)が起草した初期報告書に対する評価及び意見書を公表した。エキウムオイルの用途は、牛乳、ヨーグルト、シリアル、栄養バー、及び補助食品等である。
1.精製エキウムオイルの特徴
 不鹸化成分0.80~0.87%、トランス脂肪酸は総脂肪酸の2%以下、ステロールは他の食用油と同じ(カンペステロール23~28%)、農薬残留無し、重金属類、ダイオキシン、フラン類、PCBは基準以下。
2.毒性
 ピロリジンアルカロイドは検出閾値(4μg/kg油重量)以下であり、1日当りの最大摂取量0.1μgを下回りそうである。アレルゲンであるチトクロムCは10μg/mL以下で、そのリスクは無視できるレベルである。
 ヒトを対象とした試験では、エキウムオイルの有効成分とされるステアリドン酸1.9g/日に相当する量の精製油を12週間供与した。その結果、免疫系に全く影響が無く、またトリグリセリド及びコレステロールの低下も無いことが判明した。従ってステアリドン酸1.9g/日の摂取は安全である。
3.商品表示
 商品表示「植物性:精製エキウムオイル」は消費者の誤解を惹起するものではなく、適当である。
4.結論
 AFSSAは本件の油の使用申請に肯定的意見を付すものである。ただし、英国当局が起草した初期報告書には製造過程で使用した溶剤の規格、含有不純物や劣化の影響、残留などの事項が示されていない事を付記する。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Documents/NUT2007sa0242.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。