食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02200220314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、旋毛虫症に関する専門家会合(2007年7月6日開催)の報告書を公表
資料日付 2007年11月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、2007年7月6日に開催した旋毛虫症に関する専門家会合の報告書「ドイツにおけるイノシシの旋毛虫感染と対策」(8ページ)を公表した。報告書は以下の6項目から成り、その内、会合開催の経緯及び結果の概要は以下のとおり。
1. 導入(会合開催の経緯)
 メークレンブルク・フォーアポメルン州(ドイツ北東部)で2006年に、ドイツで生産された豚肉の摂取によるヒトの旋毛虫症の集団発生があった。感染源となった豚の産地は特定されていない。同州東部では2005年以降、イノシシ、タヌキ、アナグマ及びキツネから散発的に旋毛虫が検出されている。それ以前には同州の検査でイノシシから旋毛虫が検出されたことはなかった。
 2007年3月6日~7日に、連邦食糧・農業・消費者保護省(BMELV)で開催された連邦・州会談で、イノシシの旋毛虫感染について討議され、BfRで専門家会合を開催するよう提案があった。
2. ヒトの感染源及び疾病
3. 疫学データを含むヒトの症例数
4. 統一生産システムの飼育条件で管理飼育されていない豚の旋毛虫検査の結果
5. イノシシ、野生動物、指標動物のと体の旋毛虫検査の結果
6. 結果
(1)ドイツではヒトの旋毛虫症は稀であるが、把握されていない症例も多く、定期的に発生している。その主要原因は外国産の感染肉である。
(2)ドイツの家畜サイクルには実際に旋毛虫は存在しないが、タヌキ、キツネ、イノシシなどの野生動物が野獣サイクルの旋毛虫保有動物として重要である。個々の連邦州の検査で旋毛虫が検出されずとも、ドイツ全土の野生動物に旋毛虫が存在していると想定せねばならない。
(3)この想定の検討及びよりよいリスク評価のために、指標となる野生動物(タヌキやキツネなど)の包括的なモニタリングが必要である。感染チェーンの解明のために、旋毛虫の種の特定用の全ての分離物をBfR旋毛虫症リファレンス研究所に送付すべきである。
(4)現在実施されているイノシシの豚コレラモニタリングに、旋毛虫抗体を確認する血清検査を追加できるかどうか検討すべきである。
(5)野生動物の肉は、検査せずに生で食べるべきではない。
(6)豚が露地飼いにより旋毛虫に感染し、ヒトの感染源となる可能性を否定できない。
(7)野生動物の内臓及び肉食獣の死体を適切に処分することが、旋毛虫の感染サイクルを遮断するために有用であろう。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/208/trichinellenvorkommen_beim_wildschwein_in_deutschland_und_moeglichkeiten_der_intervention.pdf

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