食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02200140188 |
タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、飲料水と接触する資材製造にオクチルイソチアゾロンを使用することに関する意見書を公表 |
資料日付 | 2007年9月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、保健総局の諮問を受けて、飲料水と接触する資材製造にオクチルイソチアゾロンを使用することについて意見書(2ページ)を公表した。 1.当該物質はコンクリート保護用殺菌・除黴剤として使用されている、市販製剤の活性成分であり、純度は99.6%以上。 2.物理化学特性、生分解性、生態毒性、毒性情報等の検討 3.in vivo及びin vitro試験の検討 (1)バクテリアを使った変異原性試験(Ames試験)では代謝活性化の有無にかかわらず、変異原性は確認されなかった。 (2)細胞を使ったin vitroの染色体異常試験では代謝活性レベルに関係なく、細胞毒を惹起する高用量で有意な染色体異常の増加が観察された。 (3)哺乳類の培養細胞を使った変異原性試験では、有意の又は相関性のある頻度での(変異の)増加は現れず、オクチルイソチアゾロンはCHO細胞に対しては変異原性は無い。 (4)DNA(non-programme)合成試験では、8μ/mL以下の無毒用量でDNA合成誘導因子を誘発しなかった。 (5)小核試験では、当該物質は染色体破壊を生じさせるものではないと考えられる。 (6)In vivo染色体異常試験では、中期細胞の染色体異常の頻度で有意又は相関性のある増加は無く、当該物質は染色体破壊を生じない。 3.発がん性 発がん性試験(18ヶ月間)では、肝臓重量/体重比は増加したが当該物質に起因すると考えられる所見はなかった。 4.催奇性 催奇性は観察されなかった。 5.結論 申請者が示す用量で、飲料水と接触する資材製造にオクチルイソチアゾロンを使用することができる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
URL | http://www.afssa.fr/Documents/EAUX2006sa0288.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。