食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02180260314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、設立5周年記念行事(11月7日~9日開催)について報告 |
資料日付 | 2007年11月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は2002年11月1日に設立され、今年5周年を迎えた。BfRは設立5周年を記念し、テーマ及び対象の異なる3つの会議を開催し(11月7日~9日)、リスク評価やリスク管理について討議した。それぞれの会議の概要は以下のとおり。 1. 11月7日 (1)テーマ:(科学的根拠のない)感覚的なリスクにも国が対処する必要があるのか? (2)対象(参加者):ステークホルダー(政界、業界、学界、NGOなどの代表者) (3)内容:科学的にはリスクは小さいが、世間で大きいリスクだと受け止められている場合のリスク管理について討議された。参加者は、そのような感覚的なリスクにも国が対処する必要があるとの見解であった。その際には、科学者とステークホルダーの双方の立場を考慮した、オープンでわかりやすいリスクコミュニケーションが重要な役割を果たす。又、リスク評価の根拠となる科学的知見に加え、知見の不足や、科学的データの解釈における不確実性についても知らせることが重要である。 http://www.bfr.bund.de/cd/10305 (4)本会議に関するプレスリリース(ドイツ語) http://www.bfr.bund.de/cd/10261 (5) (4)の英語版 http://www.bfr.bund.de/cd/10276 (6)本会議の報告書(126ページ) http://www.bfr.bund.de/cm/238/rechtfertigen_gefuehlte_risiken_staatliches_handeln_tagungsband.pdf 2. 11月8日 (1)テーマ:科学はどのように消費者を保護できるのか? (2)対象(参加者):科学者(BfRの職員及び連携する州当局や大学の科学者) (3)内容:BfRの科学者が重点研究(ナノテクノロジーに関するデルファイ調査、養殖水産物の安全性、植物の二次的成分の生理学的作用など)について報告し、外部の科学者と討議した。リスク評価の基盤となる最新の手法(トキシコゲノミクスや食中毒確定診断法など)や、現在多分野の科学者が連携して取り組んでいる「豚のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)」のリスクの特性付け及び評価についても報告された。 http://www.bfr.bund.de/cd/10286 3. 11月9日 (1)テーマ:消費者健康保護とは一体どのようなものか? (2)対象(参加者):生徒(生物、化学、政治を専攻する15~18歳の生徒約200人) (3)内容:REACH(欧州化学物質規制)、REACHが及ぼす消費者保護への影響、食中毒を起こすウイルス、遺伝子組換え食品などを中心に、消費者保護及びリスク評価について紹介された。保健、環境、消費者保護に関わる行政職員、食品監視当局やBfRの代表者と生徒たちの間で活発な議論があった。彼らは、先般明るみに出た食肉偽装事件への関心が高かった。 http://www.bfr.bund.de/cd/10274 なお、記念行事のプログラム(タイトル「人のための科学」)は以下のURLより入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cd/10018 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | - |
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本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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