食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu02170210149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品接触物質中のイソプロピルチオキサントンのハザード評価に関する声明 |
| 資料日付 | 2007年11月7日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は、食品接触物質中のイソプロピルチオキサントン(ITX)のハザード評価に関する声明を公表した。 食品接触物質中のITXに関しては、2005年12月に意見書が公表され、in vivoでの遺伝毒性は無いことが示されていたが、その他の毒性データが無かったため、ITXの安全性に関してそれ以上の評価は不可能であった。今回、欧州委員会は2007年1月に産業界から提供された28日反復経口投与毒性試験の結果に基づき、ITXに関する既存意見書を再評価するようEFSAに要請した。 28日反復経口投与毒性試験はOECDのガイドラインに基づき、ラットに一日当たり0、50、150及び1 ,000mg/kg体重のITXを28日間に渡って投与し、臨床的徴候の観察、体重の増減、餌の消費、血中の化学物質、臓器の重さ等に関して評価を行った。 試験の結果から、投与量に応じて血清たん白質、血清アルブミン及び血清コレステロール量が増大し、肝臓重量も絶対的及び相対的に増加していたことが明らかとなった。これらの変化は50mg/kg体重/日の投与量でも統計学的に有意であったが、肝臓に組織病理学的変化は伴っていなかった。また、より高濃度(150及び1 ,000mg/kg体重/日)のITXを投与した集団では、投与量に応じてごくわずかの小葉肥大が確認された。 1 ,000mg/kg体重/日のITXを投与した集団では、ごくわずかではあるが、前胃に扁平上皮過形成、甲状腺に濾胞過形成が確認された。また、腎臓に好塩基性尿細管(tubular basophilia)も認められた。これらの組織病理学的変化は、雄のラットにおける腎臓の好塩基性尿細管形成以外、全て可逆的であると考えられる。 試験期間が短期であったため、限定的な結論しか導けないが、肝臓重量の絶対的及び相対的な増加と主に雄のラットに見られた低濃度のITX投与による腎臓の好塩基性尿細管形成は、ITXに関連があると考えられる。In vivoでの遺伝毒性試験の結果、ITXに遺伝毒性はないと結論を下した既存意見書の評価を念頭に置きつつ、今後、食品中のITXに関連した健康リスクを評価するには、より長期の試験データが必要であろう。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | http://www.efsa.europa.eu/EFSA/Statement/Afc_statement_itx_en ,0.pdf |
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