食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02160050314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、意見書「フルーツジュースを介し有機リン酸化合物を摂取することはありそうにない」を公表
資料日付 2007年11月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、意見書「フルーツジュースを介し有機リン酸化合物を摂取することはありそうにない」(11ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
 ドイツ連邦環境庁(UBA)が2001年~2002年に実施した子供の環境暴露に関するパイロットスタディで、子供363人(2~17歳)の尿を分析したところ、多数の尿サンプルから有機リン酸化合物の代謝産物が検出された。果実栽培にも有機リン酸系農薬が使用されるため、UBAは、フルーツジュースの摂取が原因ではないかと判断した。BfRは、UBAの見解及びパイロットスタディの調査方法について評価した。BfRの見解は次のとおり。
 集計データに基づき、食品(特にフルーツジュース)を介する有機リン酸系農薬有効成分の摂取と尿中で検出された代謝産物との因果関係を導くことはできない。他の汚染経路があるのかどうか、又代謝産物が、ヒトの代謝においてではなく、それ以前に植物内で、あるいはジュースの加工工程で生成されたのかどうかも不明である。それを解明するためには、摂取食品が有機リン酸化合物あるいはその代謝産物を含有していたかどうか分析する必要がある。UBAの見解は、毎年実施される食品モニタリング検査で、フルーツジュースから有機リン酸化合物が検出される例がわずかであることと矛盾する。事情を解明するためには、更なる調査が必要であろう。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/208/bfr_haelt_die_aufnahme_von_organophosphatverbindungen_ueber_fruchtsaft_fuer_unwahrscheinlich.pdf
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