食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu02150140188 |
| タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、ジクロルボス(有機リン系殺虫剤)に関する科学技術的支援要請に対する意見書を公表 |
| 資料日付 | 2007年8月16日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は8月16日、食品総局(DGAl)からジクロルボス(有機リン系殺虫剤)を有効成分とする農薬でくん蒸消毒した倉庫で保管した穀物のジクロルボス汚染の可能性に関する科学技術的支援要請を受け、意見書(2ページ)を公表した。 1.背景 ジクロルボスは穀物(麦、米、とうもろこし)の倉庫、収穫及び輸送設備器材の消毒に使用されている。欧州委員会は2007年6月6日が欧州で使用を認めた物質のポジティブリストにジクロルボスを登録しない旨を決定し、12ヶ月以内にジクロルボスを含む製品の市場流通許可を取消すことになった。 LCB社は「倉庫のくん蒸消毒」に使用するものについて、くん蒸消毒剤としてDIGRAIN FUMIGENE、FUMIGRAIN CHOC、FUMIGRO IA、FUMISECT 664 TR、FUMIGRAIN 99及びUMISECT 10の市場流通許可継続の仮処分を申請し、DGAlにくん蒸消毒処理した倉庫の空気や床のジクロルボス残留濃度試験結果を提出した。欧州指令2006/92/EC基づきフランスの2007年4月6日付政令で定められた穀物中のジクロルボス残留基準値(MRL)は0.01mg/kgである。 2.検討結果 LCB社はFUMISECT 10を使い、243mg/m3のくん蒸消毒濃度(許可濃度の3倍)で試験を行なった。その結果、ジクロルボスの残留レベルは以下のとおり。 (1)くん蒸消毒後、2~4時間後の倉庫の空気で1.05mg/m3、 (2)くん蒸消毒後、12時間後の倉庫の床で0.248mg/m2で、これは空気の0.11kg/m3に相当する。 これらの結果から、LCB社はくん蒸消毒した場所の汚染総量は1.16mg/m3のレベルと計算され、消毒場所の残留ジクロルボス総量が穀粒に移行したとして、倉庫に保管された穀物のジクロルボスの最大残留濃度は0.002mg/kgとなる。 試験では倉庫の壁のジクロルボスの状態や、保管穀粒に汚染がないことについて触れていないが、最悪のケースを考えても(許可量の3倍の濃度でくん蒸消毒し、その場所に残留しているジクロルボス総量が穀粒に移行した場合)、計算上の保管穀粒の最大濃度は理論上、新たなMRL(0.01mg/kg)を超えないとする説明は受け入れられるものである。 3.結論 LCB社の提出データを勘案すると、適正農業規範(GAP)に基づいて、DIGRAIN FUMIGENE、FUMIGRAIN CHOC、FUMIGRO IA、FUMISECT 664 TR、FUMIGRAIN 99 及び FUMISECT 10 を使用したならば、これらでくん蒸消毒した倉庫で保管した穀物のジクロスボスの最大濃度は、MRL(0.01mg/kg)を超えることはないと思われる。 しかしながら、この結論はこれら農薬の適法性や、これらの製剤(DIGRAIN FUMIGENE、FUMISECT 664 TRやFUMIGRAIN 99)が、他の有効成分(特にマラチオン)と結合した場合の消費者のリスクについて予断を下すものではない。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
| 情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
| URL | - |
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