食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02140230188 |
タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、デキストリンの有効性及び表示に関する意見書を公表 |
資料日付 | 2007年7月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、デキストリンの有効性及び表示に関する競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)からの諮問に対し、7月30日付け意見書(6ページ)を公表した。 諮問内容はデキストリンに関する内容であり、水溶性の形態であるかという点と、表示にある「繊維の源(source de fibres)」及び「繊維が豊富(riche en fibres)」の表現が妥当であるかという点である。また、食物繊維の定義及び表示条件については、AFSSAが2002年に公表した意見書に基づき検討した。概要は以下のとおり。 1.表示について:「繊維の源」及び「繊維が豊富」の表現は表示の条件に適合している。 2.水溶性食物繊維の評価について:(1)当該デキストリンの由来等:製品は小麦及びとうもろこしに由来する。(2)消化性等:大人の摂取データでは下痢等の症状は示されなかった。その他に発酵や便への影響等の検討も行った。(3)血糖値への影響等:血糖値や血中インスリンの上昇は非常に小さく、製品の消化は部分的であることを示しているが、試験の被験者数が少ない。(4)可溶性について:水溶性である。 3.摂取量について:食物繊維増強食品にはパンやパスタ類、飲料、乳製品等、ジャム、シリアルバー等がある。全食品カテゴリィの20%が「繊維が豊富」な食品とすると、子供と大人の平均摂取量は6g/日であり許容量以下である。 4.毒性について:ラットによる試験では、急性及び亜急性の毒性所見なし。変異原性所見なし。しかしアレルギーに関する試験は無かった。 5.製品の安定性等:デキストリン製品の汚染、物理化学特性、微生物の所見なし。温度及びpHの変化に対し安定しており、品質低下はない。 6.結論:この製品は水溶性食物繊維と言える。また「繊維の源」または「繊維が豊富」の表示が可能である。また、この製品を含む食品の多様性や消費量の多さを考慮すれば、摂取過多のリスクについて注意を喚起する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
URL | http://www.afssa.fr/Ftp/Afssa/42433-42434.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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