食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02130380361 |
タイトル | 台湾行政院衛生署、週刊情報「薬物食品安全週報」第108号にテトロドトキシンに関する解説記事を掲載 |
資料日付 | 2007年10月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 台湾行政院衛生署は10月11日、一般向けの週刊情報「薬物食品安全週報」の第108号を発行した。今号における食品の安全性に関連する掲載内容は、以下のとおり。 1.ふぐ毒(テトロドトキシン)による中毒に注意 ふぐ由来の食中毒のニュースが報じられると、自分で捕獲したふぐを食べたり、ふぐの刺身を食べたりしたことが原因だと一般に考えられがちであるが、すべてのふぐが毒を持っているわけではない。魚介類販売者や加工業者でさえ識別能力が不足している中、一般の消費者はさらに認識が欠如している。実際、ふぐ以外にも、巻貝やオウギガニ科カニ類、ヒトデ等もテトロドトキシンを有している。 テトロドトキシンは神経毒の一種であり、口唇及び舌端麻痺等の初期症状の後に手指の麻痺、吐き気、嘔吐、めまい、しびれ、四肢脱力感、呼吸困難等の症状を呈し、さらに四肢麻痺、流涎、筋肉のけいれん、冷や汗、言語障害等の症状が現れることもある。テトロドトキシンは摂取後5?10分以内で腸管内で迅速に吸収され、一般に5?45分で症状が現れるが、3時間後になって症状が現れることもある。テトロドトキシンの毒性はコカインの10万倍であり、神経系のみならず、呼吸中枢にも麻痺作用を及ぼす。重篤な場合には心臓麻痺に陥り、6?24時間に死亡することもあるため、テトロドトキシンによる中毒が発生した場合には、直ちに医療機関を受診する必要がある。 テトロドトキシンによる中毒の予防には、ふぐ及びその他のテトロドトキシンを有する可能性のある魚介類及び関連製品の摂取を避けるのが最善の方法である。どうしてもふぐを食べたい場合には、専門の調理技術を持つ調理師に調理してもらうのが良い。 「薬物食品安全週報」第108号は、下記URLから全文入手可能(PDF3ページ)。 http://www.doh.gov.tw/ufile/doc/%e8%97%a5%e7%89%a9%e5%ae%89%e5%85%a8108%e6%9c%9f.pdf |
地域 | アジア |
国・地方 | 台湾 |
情報源(公的機関) | 台湾行政院衛生署 |
情報源(報道) | 台湾行政院衛生署 |
URL | http://www.doh.gov.tw/CHT2006/DM/DM2_p01.aspx?class_no=25&now_fod_list_no=8723&level_no=2&doc_no=51389 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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