食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02100280361
タイトル 台湾行政院衛生署、週刊情報「薬物食品安全週報」第105号を発行
資料日付 2007年9月20日
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分類2 -
概要(記事)  台湾行政院衛生署は9月20日、一般向けの週刊情報「薬物食品安全週報」の第105号を発行した。今号における食品の安全性に関連する掲載内容は、以下のとおり。
1.ガチョウ肉から硫酸サルブタモールが検出された件について
 行政院衛生署は9月13日、市販のガチョウ肉の安全確保を目的に実施している抜き取り検査の結果、すでに検査が終了した19サンプルのうち1サンプルから硫酸サルブタモールが検出されたことを公表し(検出レベル:18.0ppb)、同署が信号色の3段階にレベル分けして発信している食品安全警報の黄信号レベルを発信した。
 硫酸サルブタモールはベータ作用薬の一種であり、ヒトの喘息治療に用いられるが、行政院農業委員会は動物用医薬品としての使用を禁じており、かつ、行政院衛生署も動物用医薬品残留基準において検出されてはならない旨を規定している。米国、カナダ等の先進国も産業動物への使用を禁じている。しかし、動物の赤味肉の比率を高める目的で違法に用いられ、食用の肉や内臓に残留すると健康被害のおそれがある。
 硫酸サルブタモールは毒性が比較的強く、長期にわたり過剰に摂取すると不整脈、吐き気、嘔吐、電解質異常等の症状をもたらすため、特に妊娠中の女性及びアレルギー体質の者は注意して摂取を避ける必要がある。従って、消費者はガチョウ肉を購入する際は、CASマーク(台湾独自の優良農産物マーク。認定基準は行政院農業委員会が定める)等を有する信頼の置ける製品を選択するようアドバイスする。
 また、動物用医薬品は、筋肉中の残留量より内臓における残留量のほうがより高いため、製品の出所を確認できない際は、内臓の摂取量を少なくすることを勧める。
 「薬物食品安全週報」第105号は、下記URLから全文入手可能。
http://www.doh.gov.tw/ufile/doc/960922%e8%97%a5%e7%89%a9%e9%a3%9f%e5%93%81%e5%ae%89%e5%85%a8%e9%80%b1%e5%a0%b1%e7%ac%ac105%e6%9c%9f.doc
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾行政院衛生署
情報源(報道) 台湾行政院衛生署
URL http://www.doh.gov.tw/CHT2006/DM/DM2_p01.aspx?class_no=25&now_fod_list_no=8722&level_no=2&doc_no=51115
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