食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02100130188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、アンチル諸島におけるクロルデコン残留農薬に関するリスク評価及び消費者保護、クロルデコンの毒性に関する科学的データ更新について意見書を公表
資料日付 2007年9月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、アンチル諸島におけるクロルデコン残留農薬に関するリスク評価及び消費者保護、クロルデコンの毒性に関する科学的データ更新について意見書を公表した。同件を伝えるプレスリリースの内容は以下のとおり。
 2002年から、AFSSAの科学者と専門家は、1993年に使用禁止となった殺虫剤クロルデコンの調査を行なっている。この殺虫剤は環境中に残留し、また、食品汚染を引き起こすことから健康被害リスク評価の必要性が出てきた。AFSSAはアンチル諸島における食習慣、食品調達事情や食品汚染レベルについての知見があり、既に複数の意見書を公表している。特に注意を払うべき食品のリストを作成し、暫定的残留上限値を設定した。
 2007年に新しく蓄積したデータは現地調査したもので、意見書に取り上げている。2005年に評価したものより弱い慢性暴露レベルを示し、食品リストを見直してアラム(サトイモ科)を加えるよう勧告し、トマト、メロン、鶏肉は高濃度汚染リストから外すとしている。これらのデータは、リスト記載の食品の上限残留値を50μgとすることを認めるもので、消費者保護のため残留値がこれを超える食品を販売してはならない。乳幼児や小さな子供に関しては、より科学的な検討が進められており、2008年中には公表の予定である。
 AFSSAは、汚染地域の住民は主に短い流通経路(家庭菜園、レジャーや生計のための漁等)で調達した食品を摂取しており、これらの住民にリストを超えるような食物摂取をしないよう勧告し、この勧告を遵守するよう周知徹底し、海産物については禁漁とするとしている。
1.主なクロルデコン汚染食品
 摂取量を増やすまたは汚染度の高いものを摂取する等、様々な暴露シナリオでクロルデコンを含む疑いのある食品を同定することができる。このようにして同定した食品を残留農薬に暴露する「ベクター食品」又は「主要原因食品」と呼ぶ。
 慢性リスクがあると同定された食品は、サトイモ、サツマイモ、ヤマイモ、ニンジン、タロイモ、海産物、バナナ、フルーツ、トゲバンレイシ(corossol)の実及びきゅうり。これらの中で根菜及び海産物は汚染濃度が高い食品とされ、きゅうりやバナナ、トゲバンレイシの実は樹齢(年齢)によっては汚染濃度が高い食品とされる。
2.食品摂取に関する勧告
 検討の結果、商品化された食品については、消費者保護の観点から最大許容値50μg/kg以下のものであれば、クロルデコン慢性暴露に対しても汚染が充分に低減されていることが認められた。商品化されていない海産物や根菜(家庭菜園、贈物、レジャーまたは生計のための釣り等で調達したもの)などについては、AFSSAは次の2点について推奨している。
(1)マルチニークやグアドループでは禁漁令を遵守すること、および原産不明のものはそれらの摂取を2日に1度とするなどして摂取を減らす。
(2)根菜(サトイモ、サツマイモ及びヤマイモ)は週2回に減らす。
 プレスリリースの全文(2ページ)は下記URLで入手可能。
http://www.afssa.fr/ftp/afssa/42469-42473.pdf
 2007年9月6日付け意見書:2003年に提案した暴露許容値を見直すため、クロルデコン毒性に関する科学的データ更新(6ページ)は下記URLで入手可能。
http://www.afssa.fr/ftp/afssa/42456-42457.pdf
 2007年9月版、アンチル諸島住民コロルデコン残留農薬食品経由暴露の現状、インパクト評価および健康被害防止策(51ページ)は下記URLで入手可能。
http://www.afssa.fr/ftp/afssa/42459-42460.pdf
 上記報告書付属書(28ページ)は下記URLで入手可能。
http://www.afssa.fr/ftp/afssa/42459-42461.pdf
 上記報告書概要(5ページ)は下記URLで入手可能。
http://www.afssa.fr/ftp/afssa/42459-42462.pdf
 マルチニーク及びグアドループのクロルデコン問題に関するQ&A(4ページ)は下記URLで入手可能。
http://www.afssa.fr/ftp/afssa/31968-42495.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Object.asp?IdObj=42463&Pge=0&CCH=070920135707:26:4&cwSID=D55612DE877A4B989E69848F71AE104B&AID=0

利用上の注意事項

本データベースに掲載された情報の利用の際は、以下1、2をご理解ください。ご利用に当たって、以下3に同意したものとみなします。

1 情報の収集・要約・翻訳について

 (1) 掲載情報は、食品安全に関係する国際機関や国内外の政府機関等の公式ウェブサイト等から収集しています。ただし、すべての国や関係機関を網羅し、また各機関が公表しているすべての情報を収集しているわけではありません。
 (2) 掲載情報は、発信元の機関から提供されている情報の趣旨を出来る限り改変しないよう翻訳・要約しています。
 (3) 掲載情報の翻訳には、細心の注意を払っているが、誤訳や間違いを含む可能性があります。掲載情報と情報発信元の文章に相違がある場合は、情報発信元の文章が常に優先されます。
 (4) 掲載情報は、情報収集時点のものであり、その後の新たな知見等により更新されている可能性があります。情報元のURLや記事内のリンクについては、リンク切れとなっている場合があります。
 (5) 食品安全委員会が行った翻訳及び要約内容について、情報発信元の機関に確認は行っておりません。

2 掲載情報と食品安全委員会の立場について

 (1) 食品安全委員会は、国際機関、海外の政府機関や研究機関の情報をありのままにわかりやすく提供することがリスクコミュニケーションに資するものと位置付け、発足以来、本データベースを運用しています。
 (2) 本データベースは、海外の評価機関、研究機関の公表情報を翻訳・要約・集約したものであり、食品安全委員会としては、掲載情報の内容を検証しておらず、具体的には、その正誤及び真偽を一切確認していません。また、科学的な観点からの正確性を保証するものではありません。
 (3) 本来は、収集された情報に対し食品安全委員会としての見解を付与しデータベースに掲載することが最善ではありますが、日々収集される情報1つ1つの内容を確認・検証し、食品安全委員会としての見解をまとめることは不可能であることから、やむを得ず情報発信元の情報をそのまま掲載しております。
 (4) このため、掲載されている情報に記載されている意見・見解・主張は、情報発信機関又はその情報内で取り上げられている機関等によるものであり、食品安全委員会の考え方と異なる場合があります。

3 利用者の責務

 (1) 情報の利用に当たっては、必ず利用者自らが情報発信元の公式サイト等で最新の情報を確認し、利用者自身の責任で行うこと。専門的又は法的な判断が必要な場合には専門家に相談するなどにより最新の正確な情報を入手すること。
 (2) 2(2)~(4)のとおり、掲載されている情報は、
  ① 食品安全委員会として内容の正誤及び真偽を一切確認しておらず、
  ② 食品安全委員会の考え方とは異なる場合があることから、これを食品安全委員会の発信する情報として引用・転用することはせず、情報発信元の情報を直接、当該情報発信者のルールに基づき引用・転用すること。
 (3) 情報発信元の情報に誤り等があることや、掲載情報の利用によって生じたいかなる損害や不利益についても、食品安全委員会は一切の責任を負わないこと。