食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02090190314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、「PETボトルに関するQ&A」を公表 |
資料日付 | 2007年9月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、消費者からPETボトルの健康リスクについて繰り返し照会があるため、「PETボトルに関するQ&A」(2ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 Q1.PETボトル入りのミネラルウォーターに甘くフルーティーな味がすることがあるが、これは何か? A1.PETボトルの製造及び貯蔵時にアセトアルデヒドが生成される。PETボトルからアセトアルデヒドが飲料に溶出すると、微量でも味や臭いがする。 Q2.飲料中のアセトアルデヒドは健康に有害なのか? A2.EU法規では、アセトアルデヒドのプラスチックからの溶出限度値は6mg/kg(食品)である。この基準値を下回っていれば健康リスクはないが、基準値の100分の1以下でも味や臭いが感じられる。 Q3.消費者はPETボトル入りミネラルウォーターを飲みたければ、アセトアルデヒド臭を受け入れねばならないのか? A3.製造者はアセトアルデヒドの溶出を避けるよう要請されている。 Q4.PETボトルは可塑剤を含んでいるのか? A4.PET(ポリエチレンテレフタレート)という名称から、可塑剤に使用されるフタル酸類が連想されること多いが、PETボトルの製造にフタル酸類及び他の可塑剤は必要ない。 Q5. PETボトルはビスフェノールAを含んでいるのか? A5.含んでいない。 Q6.なぜPETボトル入り飲料からアンチモンが検出されるのか?アンチモンはヒトにどのような影響があるのか? A6. PET製造時にアンチモン化合物が触媒として使用されるが、しばらく前に、ハイデルベルグ大学環境地球化学研究所の研究で、PETボトル入り飲料からアンチモンが検出されたとの報道があった。 BfRは当該研究結果を評価し、検出されたアンチモン量は欧州食品安全機関(EFSA)設定の溶出限界値の100分の1以下であり、ヒトへの健康リスクはないものと判断する。 なお、本Q&Aの英語版(2007年9月19日公表)は以下のURLより入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cm/279/frequently_asked_questions_about_pet_bottles.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cd/10007 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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