食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02090160328 |
タイトル | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)、動物用医薬品残留委員会(VRC)の2006年年次報告書を公表 |
資料日付 | 2007年9月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA))は、諮問機関である動物用医薬品残留委員会(PRC)の2006年年次報告書を公表した。 当該報告書では、2006年中に採取された英国産動物及び動物製品のサンプルに関する調査結果を要約し、また、過去6年における同委員会の実績についても概説している。 主要点は以下の通り。 1.国のサーベイランス計画(National Surveillance Scheme:NSS)においては、34 ,089サンプルについて38 ,257件の検査が実施された。その結果、101件で法的基準もしくはその他の基準を超過した残留が見られた。そのうち、50件に関しては、動物用医薬品の使用に起因する可能性がある。その他は天然ホルモンまたは環境汚染物質などである。 全体として、英国において認可された動物用医薬品の使用により健康に対し悪影響を及ぼす残留は見られない。 2.非法定サーベイランス計画(Non-Statutory Surveillance Scheme)では、1 ,482サンプルが採取され、5 ,030件の検査が行われた。その結果、法的基準もしくはその他の基準を超過した34の残留物質が検出された。委員会として特に注目したのは、温水性甲殻類のサンプルでニトロフランの残留が検出されたことである。委員会は、これらの残留から消費者を保護する対策を強く支持する。 3.健康への懸念の可能性が指摘された残留検出例は、英国産で3件、また輸入品では29件あった。 英国産: (1)養殖マス105サンプル中1サンプルからマラカイトグリーン及びロイコマラカイトグリーンが検出された。 (2)牛血漿275サンプル中1サンプルからフェニルブタゾンが検出された。 (3)馬血漿49サンプル中1サンプルからフェニルブタゾンが検出された。 輸入品: (1)養殖魚の300サンプル中1サンプルからクリスタルバイオレットの残留が検出された。 (2)養殖魚1サンプルからロイコマラカイトグリーンが検出された。 (3)養殖魚2サンプルからニトロフランが検出された。 (4)温水性甲殻類246サンプル中19サンプルからニトロフラン(AOZが3サンプル、SEMが16サンプル)が検出された。 (5)温水性エビ102サンプル中3サンプルからニトロフランの残留が検出された。 報告書の全文(PDF 60ページ)は、下記のURLから入手可能。 http://www.vet-residues-committee.gov.uk/Reports/vrcar2006.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA) |
情報源(報道) | DEFRA |
URL | http://www.defra.gov.uk/news/2007/070910b.htm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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