食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02080240314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、意見書「野生動物肉はヒトの健康を阻害するメタセルカリア(吸虫Alaria alataの被嚢幼虫)を保有している可能性がある」を公表 |
資料日付 | 2007年9月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、意見書「野生動物肉はヒトの健康を阻害するメタセルカリア(吸虫Alaria alataの被嚢幼虫)を保有している可能性がある」(5ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 野生動物肉の食肉衛生検査で、イノシシ肉からメタセルカリアが繰り返し検出された。イノシシ肉の規定の検査では現在メタセルカリアについて検査していないが、旋毛虫の検査(消化液で肉を分解し寄生虫を検出する方法)で発見された。 吸虫Alaria alataの成虫は、終宿主(キツネ、テンなど)の腸に寄生する。終宿主は、吸虫の卵を糞便中に排出する。卵が水に入ると、第1中間宿主であるカタツムリに摂取され、そこでセルカリア(幼虫)に成長する。その後カタツムリを出て、第2中間宿主であるオタマジャクシに侵入し、そこでメタセルカリアに成長する。それらのオタマジャクシを摂取した伝播宿主(両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類など)を摂取することにより終宿主が感染する。メタセルカリアは、伝播宿主においては筋肉組織及び脂肪組織に寄生する。感染した肉を十分に加熱せずに摂取すると、消費者は幼虫移行症に罹患する可能性がある。症状及び病気の経過は、摂取したメタセルカリアの数と種類に依存する。 感染した肉により消費者が罹患する可能性があるため、イノシシの肉からメタセルカリアが検出された場合には、食用に流通させるべきではないとBfRは判断する。さらにBfRは、筋肉中のメタセルカリアの適切な検出法を開発するよう提言する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/208/wildschweinfleisch_kann_den_gesundheitsgefaehrlichen_dunckerschen_muskelegel_enthalten.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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