食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02080020343 |
タイトル | フランス衛生監視研究所、マルセイユ沿岸地帯の鉛・ヒ素汚染に関する健康リスク評価の報告書を公表 |
資料日付 | 2007年9月5日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス衛生監視研究所(InVS)は、フランス南部マルセイユ沿岸地帯の鉛及びヒ素汚染に関する報告書を公表した。 マルセイユ南部の沿岸地帯は19世紀に重要な産業活動の拠点であったことから、土壌及び海洋の汚染が問題となっている。2004年7月15日に、プロヴァンス・アルプス・コートダジュール地域圏知事はInVSに健康リスク評価を依頼した。この調査は南部地域間疫学室(Cire Sud)に託された。 健康リスク評価は、環境中に大量に検出され、健康への影響が頻繁に記述される鉛とヒ素という2つの汚染物質に関する現存データを基に実施された。汚染地域の海岸や居住区によく行く住民の暴露リスクや沿岸地域の汚染された漁場でとれたムール貝やウニの摂取によるリスクを評価の対象とした。 本リスク評価の主な結論としては、Escalette地区に在住しているか、またはSamena海岸によく行く小さな子供には、主に汚染した土又は砂の嚥下による健康リスクがある。一方、大人と子供はその土地で採取した汚染ウニ及びムール貝の摂取による健康リスクがある。この結果を受けて、InVSはリスク暴露集団の医療負担及び暴露低減を目指す公衆衛生行動計画を提案した。 1.少なくともEscalette地区に住む子供の鉛中毒検診(鉛に関するリスク)及び受診出来る医療機関に関する情報の提供 2.漁場や海岸の利用者の居住地や彼らが良く利用する漁場や海岸を優先的に復旧・回復 3.もし2005年の夏までに汚染浄化できない場合は、Samena海岸の閉鎖 4.この地域の海岸でのムール貝漁は既に禁止されているが、加えてこの漁場でのウニ漁の禁止およびこの漁場で採取したウニの摂食の禁止 健康リスク評価の結果は2005年3月に地域圏知事に報告されている。本件は2005年7月18日に発表された概報の続報で、最終報告書である。この最終報告書(44ページ)は下記のURLで入手可能。 http://www.invs.sante.fr/publications/2007/arsenic_littoral/arsenic_littoral.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
情報源(報道) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
URL | http://www.invs.sante.fr/display/?doc=publications/2007/arsenic_littoral/index.html |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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