食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02030030216
タイトル ニュージーランド食品安全庁(NZFSA)、反アスパルテーム活動グループの主張に反論する見解を公表
資料日付 2007年8月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ニュージーランド食品安全庁(NZFSA)は8月3日、反アスパルテーム活動グループの主張に反論する見解を公表した。その骨子は以下の通り。
1.アスパルテームが有害な甘味料であると反対キャンペーンを行っている人達の主張には確固とした科学的根拠が乏しく、消費者にとって大変な害を及ぼしている。また、糖尿病及び肥満症などより重大な健康問題に取り組んでいる人達にとっては、安全が証明されている砂糖の代用品に疑念をはさむような信頼の置けない科学(junk science)を持ち出して反対運動を展開していることに対しては失望を禁じ得ない。
2.アスパルテームは、世界で最も研究されている物質であり、食品添加物の中で最も高い(40mg/kg 体重)一日摂取許容量(ADI)を維持している。アスパルテームの安全性については、米国食品医薬品庁(FDA)のみならず、英国食品基準庁(FSA)、欧州食品安全機関(EFSA)など世界中の多くの食品安全規制機関が認めている。
3.毒物学的データは、非常に複雑で注意深い解釈が必要である。反アスパルテームグループが引用しているイタリアでのラットを使った実験結果は、短絡的な解釈の結果、間違った結論に結びついた主要な事例となっている。
4.砂糖の代用品となっているアスパルテームに対する反対キャンペーン及び報道により消費者が糖尿病や肥満症の影響をもたらす可能性がある砂糖をより多量に摂取し始めることが懸念される。アスパルテームを含む食品を避けたい消費者は表示ラベルによって確認出来る。食品製造業者は、甘味料を含め食品添加物を明示することを義務付けられている。
地域 大洋州
国・地方 ニュージーランド
情報源(公的機関) ニュージーランド食品安全機関(NZFSA)
情報源(報道) NZFSA
URL http://www.nzfsa.govt.nz/publications/media-releases/2007/aspartame-activists-3-8-2007.htm
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