食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02020160216
タイトル ニュージーランド食品安全庁(NZFSA)、中国からの養殖水産物輸入品の安全性に関するアドバイスを公表
資料日付 2007年7月31日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ニュージーランド食品基準庁(NZFSA)は、最近欧米諸国で論議を呼んでいる中国からの養殖水産物輸入品の安全性について消費者に対するアドバイスを公表した。
 その概要は以下の通り。
1.米国食品医薬品庁(FDA)は、なまず、小えび、うなぎ等中国から輸入される全ての陸上養殖魚に関し広範な規制措置を公表した。FDAは、これらの水産物については、米国で認可されていない動物用医薬品の残留に汚染されていないことが証明されるまで国境で差し押さえる意向を示している。
2.FDAは、中国の輸入水産物から検出された残留動物用医薬品がほとんど最低値に近い低レベルであり、米国の消費者に対するリスクは少なく、公衆衛生上差し迫った危険をもたらすものではないと述べている。規制措置は予防的なものとしている。
3.FDAとしては、すでに米国内にある水産物についてはリコールを求めず、また消費者に対し返却或いは廃棄を勧告していない。
4.オーストラリア、カナダ並びに欧州連合を含む他の諸国も同様の措置を考えてはいない。
5.ニュージーランド食品安全庁は、事態を注意深く監視しており、他の食品安全機関との情報交換を続けている。
6.NZFSAが以前に輸入小えび及びくるまえびについて実施した検査では問題となるような残留は検出されなかった。
7.NZFSAは、当初、輸入水産物についての検査を通常の食品中における残留動物用医薬品のサーベイランス事業の一環として2007年後半に行う予定であったが、最近における消費者の懸念の高まりを考慮し、実施を早めることにしている。
8.検査の結果に関しては、できるだけ早期に公表し、検査結果に基づき追加のアドバイスを提示する意向である。
地域 大洋州
国・地方 ニュージーランド
情報源(公的機関) ニュージーランド食品安全機関(NZFSA)
情報源(報道) New Zealand Food Safety Authority
URL http://www.nzfsa.govt.nz/publications/hot-topics/farmed.htm
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