食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02000220330
タイトル 英国保健保護局(HPA)、感染症情報(Health Protection Report)1巻28号を公表
資料日付 2007年7月13日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国保健保護局(HPA)は、7月13日、イングランド及びウェールズにおける感染症情報(Health Protection Report)1巻28号を公表した。今号の概要は下記の通り。
1. 2007年第23~27週に複数個所で発症例(General outbreak)として報告された食中毒
(1) ケント州の小売店において食中毒により1名が発症しS. Enteritidis (PT4)が検出された。食中毒の原因は不明。
(2) ノーフォーク、サフォーク及びケンブリッジ州の小売店において、食中毒で4名が発症、カンピロバクターが検出された。食中毒の原因は不明。
2. 5月にHPAにおいて記録されたイングランド及びウェールズでのサルモネラ症
 サルモネラ症の合計は、753件で、その血清型は、S. Enteritidis (PT4)が93件、S.Enteritidis (other PTs)が232件、S. Typhimuriumが118件、S. Virchowが26件、その他が284件であった。
3. イングランド及びウェールズにおいて2007年第23~27週の期間に報告された一般腸内細菌感染症
 細菌別に見るとカンピロバクターによる症例が最多で4
,408件、2番目がサルモネラによるもので900件、3番目がロタウイルスによるもので309 件、次いでジアルジア属によるものが163件、以下クリプトスポリジウム症120件、腸管出血性大腸菌O157によるものが99件と続いている。
 2007年第1~27週の累計では、カンピロバクターが20
,151件で2006年同期の22
,369件から減少している。ロタウイルスについても、2007年が11
,541件で前年同期の12
,511件から減少傾向にある。また、ノロウイルスも2007年が3
,158件で前年同期の3
,358件と比較し減少した。他方、サルモネラについては、2007年が4
,459件で前年同期の3
,931件から相当増加しており、また、赤痢菌並びに腸管出血性大腸菌の2007年累計もそれぞれ426件及び323件を記録し、いずれも前年同期の301件と286件から増加している。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国健康保護局(HPA)
情報源(報道) 英国健康保護局(HPA)
URL http://www.hpa.org.uk/hpr/infections/enteric.htm#gen
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