食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01980150149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ウサギ用抗コクシジウム剤Clinacox 0.5%の安全性と有効性に関する科学パネルの意見書を公表
資料日付 2007年7月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は、ウサギ用抗コクシジウム剤Clinacox 0.5%の安全性と有効性に関する科学パネルの意見書を公表した。肥育用及び繁殖用ウサギ用抗コクシジウム剤Clinacox 0.5%は、0.5%のジクラズリルを含み、1mgジクラズリル/kg完全飼料の割合で飼料に配合して使用される。EFSAは、Clinacox 0.5%の有効性と安全性を評価するよう欧州委員会から要請を受けた。
 評価の結果、当該抗コクシジウム剤を1mgジクラズリル/kg完全飼料の割合でウサギに使用した場合、コクシジウム症に対して有効であることが判明した。また、フィールド試験でも、当該抗コクシジウム剤が他の抗コクシジウム剤と同等の有効性を有することが示された。しかし、最新のデータ不足から、当該抗コクシジウム剤の有効性に関する最終的な評価は不可能であった。
 最大推奨量の6倍量の当該抗コクシジウム剤をウサギに投与した実験で、ウサギに悪影響は見られなかった。また、ジクラズリルに抗菌作用や抗真菌作用はない。それゆえ、1mgジクラズリル/kgの当該抗コクシジウム剤は肥育用及び繁殖用ウサギに対して安全であるとの結論に至った。
 ジクラズリルには極めて低い急性毒性はあるが、遺伝毒性、発がん性、胎児毒性や催奇形性はない。マウスの慢性毒性/発がん性試験からNOELを2.9mg/kg体重と設定し、ADIを1.7mg/60kgヒト/日と設定した。ただし、ジクラズリルの不純物/代謝物に関する遺伝毒性の可能性が払拭できず、ウサギの可食組織の残留物に関する安全性評価が行えないため、MRLの設定はできなかった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/etc/medialib/efsa/science/feedap/feedap_opinions/ej506_clinacox_rabbits.Par.0002.File.dat/feedap_op_ej506_clinacox_rabbit_en.pdf
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