食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01970340314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、「植物ステロールに関するQ&A」を公表
資料日付 2007年6月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、「植物ステロールに関するQ&A」(4ページ)を公表した。概要及び質問事項は以下のとおり。
 植物ステロール添加食品がドイツで販売されている。それらの食品は、高い血中コレステロール値を下げると言われている。販売されている当該食品には、マーガリンの他、乳製品、チーズ、パンなどがある。欧州委員会は植物ステロールの添加を、乳ベースの果実飲料、大豆飲料、スパイス及びサラダドレッシングにも認可した。植物ステロールを添加した場合には、包装に表示しなければならない。健康への有害影響を回避するためステロール含量には上限があり、当該製品由来の一日摂取量は3gを超過してはならない。植物ステロールはビタミンの摂取を抑制する可能性があるので、必要に応じより多くの果物及び野菜を食べるよう包装に表示される。5歳以下の子供、妊婦及び授乳中の女性は、添加食品を摂取すべきではない。コレステロール値を下げる薬を飲んでいる人は、当該食品の摂取について医師に相談すべきである。
 包装の注意書きを消費者が認識しそれに従っているかどうか、また、植物ステロール添加食品が本来のターゲットグループ(コレステロールの高い人)に届いているかどうかを、BfRは連邦州の消費者センター及びその関連団体と調査した。消費者行動に関する調査結果はBfR科学シリーズで刊行され、BfRホームページからも入手可能である。
Q1.ステロールとは何か?
Q2.植物ステロールは天然にはどこに存在し、また、それはどのように製造されるのか?
Q3.植物ステロールはヒトの生命維持に不可欠なものなのか?
Q4.植物ステロールは代謝にどのように作用するのか?
Q5.植物ステロールは何に使われているのか?
Q6.どの食品に植物ステロールが添加されているのか?
(ドイツでは7種の植物ステロール添加食品が流通している(2006年末時点):マーガリン2種、ヨーグルトドリンク2種、脱脂乳1種、スライスチーズ1種、ひまわりの種入りパン1種。)
Q7.植物ステロールの食品への使用は法的にどのように規制されているのか?
(植物ステロールは新食品である。植物ステロール添加食品の認可は、新食品規則に従って審査される。)
Q8.植物ステロール添加食品はどのように審査されるのか?
Q9.植物ステロール添加食品には特別な表示が必要なのか?
Q10.現行表示は、消費者を保護するのに十分であるか?
 なお、本Q&Aの英語版(2007年7月4日公表)は以下のURLより入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cd/9581
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/276/fragen_und_antworten_zu_pflanzensterinen.pdf
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