食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01960340330
タイトル 英国保健保護局(HPA)、感染症情報(Health Protection Report)1巻23号を公表
資料日付 2007年6月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国保健保護局(HPA)は、6月8日、イングランド及びウェールズにおける感染症情報(Health Protection Report)1巻23号を公表した。今号の概要は下記の通り。
1. 2007年第18~22週に複数個所で発症例(General outbreak)として報告された食中毒(1) ウエスト・ヨークシャー州において食中毒により32名が発症し、腸管出血性大腸菌O157が検出された。食中毒の原因は、調理済み食肉。(2) ケンブリッジ・ピーターボロー地区のレストランにおいて、食中毒で4名が発症、スコンブロトキシン(Scombrotoxin)が検出された。食中毒の原因はツナ。(3) 全国においてサルモネラによる食中毒が発生、35名が発症した。食中毒の原因は不明。
2. 4月にHPAにおいて記録されたイングランド及びウェールズでのサルモネラ症
 サルモネラ症の合計は、732件で、その血清型は、S. Enteritidis (PT4)が44件、S.Enteritidis (other PTs)が319件、S. Typhimuriumが78件、S. Virchowが23件、その他が268件であった。
3. イングランド及びウェールズにおいて2007年第18~22週の期間に報告された一般腸内細菌感染症
 細菌別に見るとカンピロバクターによる症例が最多で3
,075件、2番目がロタウイルスによるもので1
,483件、3番目がサルモネラによるもので601件、次いでノロウイルスによるものが210件、以下腸管出血性大腸菌O157によるものが119件、赤痢菌(Shigella sonnei)によるものが55件と続いている。2007年第1~22週の累計では、カンピロバクターが13
,842件で2006年同期の15
,009件から減少している。ロタウイルスについても、2007年が10
,738件で前年同期の12
,185件から減少傾向にある。また、ノロウイルスも2007年が3
,072件で前年同期の3
,117件と比較し若干減少した。他方、サルモネラについては、2007年が3
,584件で前年同期の3
,100件から相当増加しており、また、赤痢菌並びに腸管出血性大腸菌の2007年累計もそれぞれ314件及び224件を記録し、いずれも前年同期の239件と176件から増加している。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国健康保護局(HPA)
情報源(報道) Health Protection Agency
URL http://www.hpa.org.uk/hpr/infections/enteric.htm#gen_mon
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