食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01950290149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、マスタード油に関する科学パネルの意見書
資料日付 2007年6月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は、マスタード油に関する科学パネルの意見書を公表した。
 重度のアナフィラキシー反応を含むマスタードアレルギーは、欧州では食品アレルギーの1~7%を占めている。マスタードアレルゲンは、熱や酵素分解に強く、食品加工によって大きく影響を受けることはない。
 申請者は、食品中に含まれるマスタード油は少量であり、エライザ法による試験によればマスタード油サンプル中のマスタードタンパクも少量であるから、アレルギー患者でも安全に使用できるとしている。試験の結果、マスタード油中に疎水性タンパクは検出されていない。しかし、申請者はアレルギー誘発性タンパクを検出するためのIgE in vitro試験を行っておらず、アレルギー誘発性がないことを示す臨床試験なども行っていない。さらに、申請者は、ごく少量の暴露によって免疫を介した副作用や全身症状を引き起こす恐れのあるアリルイソチオシアネートに対するアレルギー反応についての文献を考慮に入れていない。
 申請者からのデータ不足により、マスタード油がアレルギー反応を引き起こす可能性があるかどうか、科学パネルは評価できなかった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/etc/medialib/efsa/science/nda/nda_opinions/ej481_mustard_seed.Par.0001.File.dat/nda_op_ej481_mustard_seed_oil_iff_en.pdf.pdf
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