食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01940180343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、飲用水の塩素処理による消毒副生成物の健康リスク評価第2部を公表
資料日付 2007年5月31日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は、飲用水の塩素処理による消毒副生成物(トリハロメタン等)の健康リスク評価の第2部となる「暴露評価、リスク判定及び一般集団における過度の塩素殺菌に起因する疾患に対する疫学サーベイランスの実行可能性」を公表した。報告書(全54ページ)及び見解書(1ページ)が入手できる。概要(英語版も入手可能)は次のとおり。
 フランス厚生・連帯省保健総局長は、保健総局の2003年11月7日付回付文書の適用を受け、飲用水の塩素処理の増大に起因する潜在的な健康リスクを調査するようInVSに依頼した。諮問の対象は、飲用水の過度の塩素処理による消費者の健康影響の有無、また場合によってはこの健康影響を観察する可能性であった。飲用水の過度の殺菌処理に起因する疾患の疫学サーベイランスシステムを設置することが適切かつ実行可能であるかどうかを見極めるため、塩素処理による消毒副生成物の健康リスク評価が実施された。本報告書では、暴露評価、健康リスク判定及び一般集団における過度の塩素処理に起因する疾患の疫学サーベイランスの実行可能性について記述した。
 調査は、「SISE水データベース」に基づいて選んだ11ヶ所で実施された。一般集団及び妊婦について平均暴露及び高暴露のシナリオを作成し、3つの吸収経路(経口、経気道及び経皮)とさまざまな暴露状況(飲料、シャワー及び入浴)を考慮に入れた。健康リスクの判定については、毒性データが不足していることから、供給水に含まれるクロロホルムの発がん作用及び生殖毒性作用に限定された。
 評価の結果、発がんリスクについては、個別過剰リスクが3.3×10^-6(訳注:10^-6は10のマイナス6乗。以下の10^-○も同様に10のマイナス○乗のこと。)?3.1×10^-4、生殖毒性リスクについては決定的暴露比が0.1?5.36であることが明らかになった。過剰リスクが世界保健機関(WHO)の許容閾値(10^-5)を超えていたにもかかわらず、調査対象となった集団におけるクロロホルムの健康影響は非常にわずかで、特別な疫学サーベイランスシステムによって観察することができない程であった。現在の知見からは、塩素処理による消毒副生成物全体に起因するがんの過剰発生率を算出することはできない。しかし、集団の暴露量の測定に結びつく不確実性が高い。今後の研究課題として、飲用水の供給網におけるトリハロメタンの含有量の推移、当該物質の水から空気への移行及び皮膜通過の決定因子を明確にする必要がある。
 第1部「危害の特性付け:健康への作用及び毒性参照値」は2004年12月16日に公表されており、下記のURLから入手できる。
http://www.invs.sante.fr/publications/2004/chloration_eau_161204/index.html
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/display/?doc=publications/2007/chloration_eau_potable/index.html

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