食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01930390188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、Haematococcus pluvialisの藻類粉末サプリメントと、同じ藻類から抽出したオレオレジン含有サプリメントとの実質的同等性の証明について英国食品基準庁(FSA)が作成した初期評価報告書に関する評価意見書
資料日付 2007年3月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、Haematococcus pluvialisの藻類粉末サプリメントと、同じ藻類から抽出したオレオレジン含有サプリメントとの実質的同等性の証明について英国食品基準庁(FSA)が作成した初期評価報告書の評価を競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から依頼され、今般2007年3月16日付意見書(文献付き、全2ページ)を公表した。
 申請の対象となった製品は、緑藻Haematococcus pluvialisからの抽出により製造する、アスタキサンチンのオレオレジンを含有するサプリメントである。一方、1995年からスウェーデンの市場でアスタキサンチンを3.4%~3.9%を含む同じ藻類の粉末がサプリメントとして流通している。この藻類粉末サプリメント製品と、藻類抽出サプリメント製品の実質的同等性を検討するには、両製品の成分、栄養価、代謝、使用方法及び望ましくない物質の含有量を比較し、そこで観察される相違が消費者にリスクとならないかを確認する必要がある。
 評価の結果は以下のとおり。
 申請者は次の5点を提示すべきである。
1.藻類が含む、望ましくない又は有毒な物質が濃縮されるリスクを明確にするのに必要な最大抽出値
2.毒素、有機ヒ素、ダイオキシン類、フラン類、PCB及び多環芳香族炭化水素(PAH)の含有量の分析結果
3.藻類粉末及びオレオレジンに含まれる脂肪酸のシス及びトランス異性体の含有量
4.新食品及び新食品成分の評価要件に沿った代謝に関する資料
 また、AFSSAは次の3点を指摘する。
1.申請者はカロテノイドの測定を承認された方法で実施すべきである。
2.粉末及び抽出のサプリメントにおけるアスタキサンチンの含有量は近似しているが、申請者はアスタキサンチン及びカロテノイドに対する一般集団、子供及び大量消費する者の暴露量を詳述し、推奨摂取量、また場合によっては使用上の注意を定めるべきある。
3.抽出物とそれが抽出された元となる製品の全般的な成分については、実質的同等性を評価するのは適切とはいえない。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Ftp/Afssa/40528-40529.pdf
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