食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01930300328 |
タイトル | 英国環境・食料・農村地域省、BSE牛コホートの獣医学的リスク評価報告書を公表 |
資料日付 | 2007年5月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)は、5月21日、BSE牛コホートの獣医学的リスク評価に関する報告書を公表した。 EC加盟諸国は、欧州委員会規則Regulation (EC) No.999/2001により、2001年7月以降BSE牛コホートの殺処分を速やかに行うこととなっている。2005年3月、英国は1996年7月以降に誕生したコホートの殺処分を、30ヶ月齢以上の牛をフードチェーンから除外すること(OTMルール)の代替えとして開始した。 また、2007年1月19日以降、EC規則 Regulation (EC) No. 1923/2006に基づき、加盟国から要請があった場合にはBSE牛のコホートについて生産寿命が終わるまで使用が認められる。このコホート使用継続は、ECと他の加盟国との合意及び当該加盟国におけるBSE管理措置を考慮した良好なリスク評価に依る。 当該リスク評価においては、出来るだけ早くコホートの殺処分を行うのが望ましい選択肢であると結論付けている。その利点として次の3点を挙げている。 1. コホートの殺処分により、感染した牛に検出可能な病状が現れる前に除去することができる。これは英国で2010年までにBSEの根絶を目指すとする政府の目標と合致する。 2. 殺処分を迅速に行うことによって、生存するコホートの数を最小限に抑え、食品・飼料チェーンからコホートを除外するための規制措置の違反の可能性を減少させる。 3. コホートの殺処分を恒常的な移動制限措置に変更するには、コホートの制限を監視し生産寿命の終了時に処分を行うための追加的措置が必要とされるが、この経費を削減できる。 さらに、リスク評価では、政府に対し以下の2点を勧告している。 1. 出来るだけ早くコホートの殺処分を行うという政策を継続して実施する。 2. 予想されているBSE及びコホート誕生の減少に鑑み、当該リスク評価を2年以内に再検討する。 リスク評価報告書全文(PDF 22ページ)全文は以下のURLから入手可能。 http://www.defra.gov.uk/animalh/bse/pdf/cohort_controls-risk.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA) |
情報源(報道) | DEFRA |
URL | http://www.defra.gov.uk/news/2007/070521a.htm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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