食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01930220343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、2007年4月?5月にフランス南部Floracで発生したQ熱集団症例に関する5月25日時点の現状
資料日付 2007年5月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は、2007年4月?5月にフランス南部Floracで発生したQ熱集団症例について、5月25日時点の現状報告を公表した。
 2007年5月10日にフランス南部ロゼール県保健社会局(Ddass)は、同県Floracにある農業教育施設に通っていた複数の者に原因不明のインフルエンザ症候群が集団発生したとの報告を受けた。Ddass及びラングドック・ルシヨン地域間疫学室(Cire)の調査で、類似したインフルエンザ症候群を呈する11人を特定することができた。彼らに最もよく見られた臨床像としては、数日間にわたる高熱と頭痛及び筋痛症、さらには白血球及び血小板の減少というものであった。11人のうち、2人が入院した。これらの症状からQ熱が疑われた。
 2007年5月24日にリケッチア国立リファレンスセンターは、2人の患者についてQ熱の診断を下した。それ以外の患者についても同様の診断が下せるかどうか、現在検診が行なわれている。
 保健当局による初期調査からは感染源の特定には至っていない。感染経路及び感染源の特定及び管理措置の実施に向けて、さらなる調査が進められているところである。
 5月25日現在までに収集した情報から、2007年4月中旬以降FloracでQ熱の集団症例が発生したという結論に達した。特定された症例の大半は農業教育施設と関連があり、5月にも症例が発生していることは、感染源が現在も存続していることを示唆している。2007年4月初旬以降Florac及びその近隣の市町村に在住又は滞在したことがある者は、Q熱による感染リスクに暴露された可能性がある。従って、インフルエンザ症候群を呈した者又は脆弱な者(妊婦、心臓弁に損傷のある者又は免疫防御機能が低下する深刻な疾病を有する者)は、医師の診断を受けるよう勧告する。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/display/?doc=presse/2007/le_point_sur/fievre_q_250507/index.html
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