食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01920530160 |
タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、食品安全関連事件についての年次報告書を公表 |
資料日付 | 2007年5月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は5月15日、食品安全関連事件についての初の年次報告書を取りまとめ、公表した。 FSAは、2000年に創設されて以来、食品並びに環境汚染事件と取り組んで来たが、事件データの詳細な分析実施が可能となったのは2005年の夏にFSA全体の新データベースが導入された以降である。 FSAは、2006年に英国で発生した食品安全関係事件1 ,342件について調査を実施し、消費者の安全保護及び食品基準維持のために必要な措置を取った。これらの事件の中には、全国的に発生したサルモネラ属菌によるチョコレート製品汚染、ソフトドリンク中のベンゼン、また未許可の遺伝子組換え米国産長粒米問題などの大規模な事件が含まれている。 これら事件を種別ごとにみると、(1)環境汚染由来(火災及び油の流出・漏れ)が28%、(2)自然環境に由来する汚染物質(マイコトキシン、藻類毒性及びその他)が13%、(3)微生物による汚染(サルモネラ属菌、リステリア、E.Coliなど)が11%、また異物混入(プラスチック、ガラス並びに金属片)が10%を占めている。 FSAは、これらの事件に関連し消費者の安全を保護する具体的措置として、地方自治体に対し81件の食品注意喚起を発し、またFSAのウエブサイトでも公表した。さらに、食品・飼料に関する迅速通報制度(Rapid Alert System for Food and Feed)を通じ、欧州委員会(EC)に対し478件の通告を行った。 通常、食品関連事件の通報については、個々の業者、政府部局及び業界団体から受けているが、実際の発生件数とは大きなギャップが存在することが指摘されており、実態をより正確に把握するために積極的な報告を行うよう呼びかけている。 2007年には、オンライン通報の改定、外部専門家による事件検討手続き及び2000年~2006年データの分析プロジェクトを含む対応システムの充実が企画されている。 当該報告書(PDF全68ページ)は、以下のURLから入手可能。 http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/incidentsar.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | Food Standards Agency |
URL | http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2007/may/incidentreport |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。