食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01910350149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、逆算モデルによる様々な月齢の牛集団の特定危険部位の感染可能性評価に関する科学パネルの意見書
資料日付 2007年5月14日
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分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は、逆算モデルによる様々な月齢の牛集団の特定危険部位の感染可能性評価に関する科学パネルの意見書を発表した。
 2005年4月、EFSAは、牛の特定危険部位除去の月齢制限に関する評価について意見書を発表したが、この意見書について再検討を行うよう欧州委員会から要請を受け、今回の意見書を発表した。
 実験データから、牛の中枢神経系の異常プリオンたん白質は、臨床症状が現れる前、潜伏期間の最後の4分の1の期間で検出されることを確認した。それゆえ、(人工的な研究室内での実験ではなく)自然条件下に近い牛の暴露の予測モデルを適用すると、中枢神経系中の異常プリオンたん白質は、牛が33カ月齢に到達するまで検出されないか、もしくは存在しないことになる。しかし、このような実験データの解釈には、2000年以降に生まれた牛の中に、33カ月齢より若いBSE感染牛が例外的に発見されたことと、異常プリオンたん白質が検出されないからといって組織に感染性が存在しないという保証は無いことを考慮する必要がある。
 また、EU加盟各国で、BSEの流行は減少しており、将来的にもさらに減少する可能性があると科学パネルは予測している。EU加盟各国においてBSE管理措置やサーベイランスの導入時期に相違があり、国ごとにBSEへの暴露水準が違っているため、加盟国のリスク水準を個別に検討するか、共通の特徴を持つグループごとに分けて考察する必要がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) EFSA
URL http://www.efsa.europa.eu/etc/medialib/efsa/science/biohaz/biohaz_opinions/ej476_srm_backcalculation.Par.0001.File.dat/biohaz_op_ej476_srm_en.pdf
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