食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01910270314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、意見書「毒性等価係数(WHO-TEF)の変更による毒性等量(WHO-TEQ)への影響」を公表 |
資料日付 | 2007年5月4日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、意見書「毒性等価係数(WHO-TEF)の変更による毒性等量(WHO-TEQ)への影響」(17ページ/2007年2月14日付)を公表した。これは、2006年9月4日付のBfRの意見書(タイトル「BfRは新しい毒性等価係数(WHO-TEF)を食品及び飼料に関するEU法規に導入しないよう勧告する」)の3.4「リスクの特性付け/再評価で変更されたTEFのWHO-TEQへの影響」を拡充するもので、前回の結論(※)を裏付けるものである。概要は以下のとおり。 WHOは毒性等価係数(TEF)を1998年に設定した。WHOは、定期的な再検討においてTEFを再評価し、毒性データには変更がないにもかかわらず、2005年に改訂TEFを公表した。約半数の異性体のTEFは変更されなかったが、その他の大部分のTEFは下げられた。BfRは2006年9月4日付の意見書で、改訂WHO-TEFがTEQへ与える影響を指摘した。今般BfRは、国内のダイオキシンのデータバンクDIOXINEのデータ(食品1156サンプル及び母乳604サンプル)を用い、TEQの比較計算を行った。その結果、改訂TEFによりTEQは、食品では10~20%、母乳では25%低くなることが示された。母乳にはPCBが比較的多く含まれているが、母乳のWHO-PCB-TEQは34%も低くなる。 (※前回の結論:BfRの算定では、改訂TEFは部分的にTEQ(毒性等量)を10~20%引き下げ、ダイオキシン及びダイオキシン様PCBの毒性をより低く分類する。それにより消費者は、食品からより多くのダイオキシン及びダイオキシン様PCBを摂取することになり、計算上それはWHO設定のTDI(1~4pg WHO-TEQ/kg体重)に達する。BfRは、現在の消費者健康保護レベルを維持するため、新たなWHO-TEFをEU法規に導入せず、今後も(新たな毒性学的知見が提出されるまで)1998年のWHO-TEFを使用するよう勧告する。) なお、6ページ以降に、2005年の改訂TEF及び1998年のTEFを用いたTEQの比較が図示されている。(1.牛乳、2.卵、3.魚(ニシン、サケ類、ウナギ)、4.肉(牛、豚、鶏)、5. 野菜、6.母乳) なお、本意見書の英語版(2007年8月23日公表)は以下のURLより入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cm/245/impact_of_revised_toxicity_equivalency_factors_tefs_on_the_toxic_equivalents_teqs_of_the_who.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/208/auswirkung_veraenderter_toxizitaetsaequivalentfaktoren_tef_auf_die_toxizitaetsaequivalente_teq_der_who.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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