食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01900540104
タイトル 米国疾病予防管理センター(CDC)が発行するEmerging Infectious Diseases誌より食品安全関係論文3報
資料日付 2007年4月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事) 米国疾病予防管理センター(CDC)が発行するEmerging Infectious Diseases Volume 13
, Number 5
, May 2007掲載の食品安全関係論文3報の概要は以下のとおり。
1.「食品中の多剤耐性 Salmonella Schwarzengrundの国際的拡散(International Spread of Multidrug-resistant Salmonella Schwarzengrund in Food Products)」 (著者:Frank M. Aarestrup
,Rene S. Hendriksenら)
 デンマーク、タイ、米国のヒト、食品、食用となる動物からの581のSalmonella enterica血清型Schwarzengrund分離株を抗菌剤感受性およびパルスフィールドゲル電気泳動(PFGE)タイピングにより比較した。ナリジクス酸耐性を含む薬剤耐性はヒトおよびタイの鶏、米国のヒト、タイからデンマークおよび米国へ輸入されている食品からの分離株に頻繁にみられた。全体で183のPFGEパターンがみられ、136 (23.4%)の分離株が3種類の最も普遍的なパターンを有していた。デンマークのヒトからの14の分離株の内7株がタイでヒトおよび鳥肉から検出されたものと同じパターンで、米国のヒトからの390の分離株の内の22株がデンマークおよびタイで検出されたパターンと同じであった。この研究は多剤耐性S. Schwarzengrundがタイで鶏からヒトへ、タイからの輸入食品を経由しデンマークと米国のヒトへ広がったことを示唆している。
http://www.cdc.gov/eid/content/13/5/726.htm
2.「ノルウェーでのエルシニア・エンテロコリチカ血清型O:9集団感染と加工豚肉(Outbreak of Yersinia enterocolitica Serogroup O:9 Infection and Processed Pork
, Norway)」 (著者:Danica Grahek-Ogden
,Barbara Schimmerら)
 2006年2月にノルウェーで11人が感染したエルシニア・エンテロコリチカ血清型O:9について調査した。ケース対照研究および微生物調査により調理済み豚肉製品に汚染源の可能性が示唆された。調理済み豚肉製品の消費者に対するリスクについて適正な管理措置の必要がある。
http://www.cdc.gov/eid/content/13/5/754.htm
3.「中国中部の水鳥と鶏の鳥インフルエンザ(H5N1)ウイルス(Avian Influenza (H5N1) Virus in Waterfowl and Chickens
, Central China)」 (著者:Zhengjun Yu
,Yunfeng Songら)
 2004年、中国中部で鳥インフルエンザウイルス( H5N1亜型)が水鳥から3株、鶏から4株分離された。鶏、ウズラ、ハト、マウスのウイルス複製および病原性を評価した。分離株の血球凝集素およびノイラミニダーゼ遺伝子配列を分析し広範な相違を発見した。
http://www.cdc.gov/eid/content/13/5/772.htm
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL http://www.cdc.gov/ncidod/EID/index.htm
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