食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01900030302 |
タイトル | 米国農務省(USDA)、米国食品医薬品庁(FDA)との5月1日付及び3日付の共同記者会見の口述記録を公表 |
資料日付 | 2007年5月4日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国農務省(USDA)は、米国食品医薬品庁(FDA)との5月1日付および3日付の共同記者会見の口述記録を公表した。概要は以下のとおり。 1.5月1日 (1)メラミンの意図的混入が以前から行われていたとして、今回表面化した原因としてメラミン及びメラミン関連物質の比率が小麦グルテンのバッチにより異なっていたため、ペットに深刻な健康被害がもたらされたと考えられる。 (2)市場に流通した鶏肉や豚肉のリコールを実施しない理由としては、小麦グルテンや米たん白質のペットフードの原材料比率が低く、それが鶏や豚の飼料として利用された場合には更に低い比率となり、短期間に給餌されたに過ぎない。これらから鶏肉や豚肉のメラミン暴露によるヒトの健康被害の可能性は極めて低いと考えられ、リコールを実施しないと判断した。 (3)米国でメラミンが検出されたのは現在のところ小麦グルテンと米たん白質からで、コーングルテンからメラミンが検出されたのは2年程前に南アフリカであった。 http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2007/05/0124.xml 2.5月3日 (1)現在のところ、メラミンに汚染されている小麦グルテンは中国の2社からのもので、当該製品はヒトの食品原料として流通していないことが確認されている。 (2)現在、FDAは中国からの全ての植物由来濃縮たん白質を輸入警戒(import alert)対象にし、輸入検疫で安全性を確認してから輸入している。 (3)リコールされたペットフードを含む700サンプルの内400サンプルがメラミンに陽性であった。陽性サンプルは全て当該2社からの原料によるものであった。 (4)汚染飼料を給餌された鶏は3月に処理されたインディアナ州の30ヶ所の養鶏場の2.7百万羽と農場にいるブリーダー10万羽である。汚染飼料を給餌された6 ,000頭の豚の内約300頭が処理され食用に流通したとおもわれる。 (5)メラミンの検出レベルは0.2~8%とばらついている。 (6)毒性試験によりメラミン単独では極めて多量に摂取しない限り毒性はないし、メラミン関連物質であるシアヌル酸単独でも特に毒性はないが両方の相乗効果で毒性がより高まったと考えられる。 http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2007/05/0127.xml |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国農務省(USDA) |
情報源(報道) | 米国農務省(USDA) |
URL | http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2007/05/0124.xml |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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