食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01900020105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、米国農務省(USDA)と連名でメラミンに汚染された飼料が家きんに給餌されていた旨を公表
資料日付 2007年4月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は、米国農務省(USDA)と連名でメラミンに汚染されたペットフード由来の飼料が家きんに給餌されていた旨を公表した。声明の概要は以下のとおり。
1.FDAとUSDAは、中国産汚染小麦グルテンを使用したペットフード製造会社の副産物が、インディアナ州の複数の養鶏場で飼料として使用されていたことを確認した。これは輸入濃縮米たん白質および小麦グルテンからメラミンおよびメラミン関連物質が検出されたことを受けて行われた調査の過程で明らかになった。
2.現在のところ、およそ30ヶ所の養鶏場および8ヶ所の繁殖場で2月初旬に給餌されたことが明らかになった。当該飼料を給餌された養鶏場の鶏は全て処分されてしまっており、繁殖場の鶏は自主的に保留措置がとられている。
3.汚染飼料を給餌された豚と同様の理由により汚染割合が低くなっていることから、汚染飼料を給餌された鶏を摂取したことによる健康影響の可能性は極めて低いと考える。当該汚染物質の暴露による健康影響に根拠がないため当該鶏肉製品のリコールはない。調査及び検査は今後とも継続する。もしヒトの健康危害の根拠が明らかになった場合には適切な措置をとる。
4.保留措置がとられている繁殖場の鶏は、汚染飼料が給餌されたことからUSDAはヒトの食用として承認することはできない。処分を行うことにより生産者に損害の補填を行う。USDAは、米国農務省動植物検疫局(APHIS)に対し州および連邦法に順守した処分を実施するよう支援を行う。
5.FDAおよびUSDAは、今後調査が進展するにつれ汚染された飼料を使用した農場が増えると予想する。豚の飼料についても追跡調査を継続している。どちらの場合にも、州法または所有者による自主的な動物の隔離、汚染飼料給餌動物の廃棄処分に対する損害補填という同様の措置が適用される。
 同じ内容のUSDAの声明は下記のURLから入手可能。
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2007/04/0122.xml
 調査の経過を更新した4月28日付FDAおよびUSDA共同声明は下記のURLから入手可能。
http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2007/NEW01620.html
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2007/NEW01621.html
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