食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01900010105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、米国農務省(USDA)と連名でメラミンに汚染された豚用飼料を確認した旨を公表
資料日付 2007年4月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  食品医薬品庁(FDA)は、米国農務省(USDA)と連名でメラミンに汚染された豚用飼料を確認した旨を公表した。声明の概要は以下のとおり。
1.USDAの米国食品安全検査局(FSIS)とFDAは、汚染された飼料を給餌された豚を食用としての出荷することを規制する。FDAとUSDAは、現時点では汚染飼料を給餌された豚肉による健康被害の可能性は極めて低いが、賢明な措置であると考える。
2.FDAは、2007年4月2日の週に農産物輸入業者であるWilbur-Elliss社によって中国から輸入された米たん白質がメラミンおよびメラミン関連物質に汚染されていることを確認した。当該米たん白質はペットフードの製造に使用され、当該ペットフードの副産物が家畜用飼料に使用された。
3.汚染物質はメラミンおよびメラミン関連物質であるシアヌル酸である。メラミン単体の検出レベルでのヒトの健康被害を示す科学的知見はない。しかし、メラミンと関連物質の複合汚染の場合についての科学的知見はないので、製品の安全性についての判断は未だできない。
4.USDAは飼料が汚染されていたので、当該豚からの食品もまた汚染されている可能性を排除できない。したがって、USDAはこれらの食品に検査証を付与できない。
5.USDAは、汚染飼料を給餌された豚の殺処分に対し補償を行うと共に米国農務省動植物検疫局(APHIS)による支援を行う。
6.FDAとUSDAは、汚染された飼料が流通したカリフォルニア、カンサス、ユタ、ノースカロライナ、ニューヨーク、オクラホマ、サウスカロライナ、ユタの8州の当局と連携し、これらの州の当該飼料を給餌された約6
,000頭の隔離措置をとっている。当局は汚染された飼料が流通した可能性のあるミズリー州の飼料工場とも連絡をとっている。
7.当該飼料を給餌された豚および豚肉製品は廃棄処分される。FSISとFDA、および州当局は当該豚肉製品が市場に流通したかどうかを確認している。流通していた場合には適切な措置をとる。
8.FDAとFSISは、当該汚染飼料の追跡調査を継続し、養豚業者と給餌された豚の特定を行う。
 FDAの動物用医薬品センター(CVM)が公表したメラミンおよび類似物の分析方法は以下のURLから入手可能。
http://www.fda.gov/cvm/MelamineAnalogs.htm
 4月20日付FDAとメディアとの質疑応答は以下のURLから入手可能。
http://www.fda.gov/oc/opacom/hottopics/petfood/transcript042007.pdf
 4月24日付FDA とメディアとの質疑応答は以下のURLから入手可能。
http://www.fda.gov/bbs/transcripts/transcript042407.pdf
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2007/NEW01618.html
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。