食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01850150149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、果物及び野菜中の残留農薬の食事による急性暴露評価依頼に関する科学パネルの声明を公表
資料日付 2007年3月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は、果物及び野菜中の残留農薬の食事による急性暴露評価に関する科学パネルの声明を発表した。食事による急性暴露量は農薬の残留基準値設定の際に考慮される一要因であり、International Estimate of Short Term Intake (IESTI)を使用して推定されている。また、残留基準値は、IESTIが農薬の急性参照用量を超えない場合のみ設定される。
 IESTIの方程式は、残留基準値に相当する量の残留物を含む1品目を消費する消費者の摂取量が、急性参照用量を下回るよう理論的に控えめな摂取量の予測値を導き出すように作られている。それゆえ、IESTIの方程式を用いてEU域内の全人口の摂取量が急性参照用量を下回る水準を評価したが、残留基準値に相当する量の残留物を含む1品目を消費する消費者の摂取量が急性参照用量を超過する確立は、全人口の推計値に比較して高くなった。リスク管理者にとっては、全人口の実際の摂取量を推計する必要性の方が高いと思われるが、IESTI方程式はこの点では信頼に足るものではなく、その目的のために作られたものでもない。今後、食事による摂取評価方法を見直し、方法論の改良や不確実性及び解釈の再検討を進めていくことが望ましいと言える。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/science/ppr/ppr_statements/ppr_statement_iesti.html
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