食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01840180330
タイトル 英国健康保護局(HPA)、感染症情報(Health Protection Report)1巻10号を公表
資料日付 2007年3月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国健康保護局(HPA)は3月9日、イングランド及びウエールズにおける感染症情報(Health Protection Report)1巻10号を公表した。今号の概要は以下のとおり。
1.2007年第6~9週に複数個所で発症例(General outbreak)として報告された食中毒
(1)サレー州及びサセックス地区の農場において、食中毒で9名が発症し、カンピロバクターが検出された。食中毒の原因は、低温殺菌していない牛乳。
(2)ダーハム州及びティース・ヴァレー地区のレストランにおいて、食中毒で26名が発症、ウェルシュ菌が検出された。食中毒の原因は不明。
2.1月にHPAにおいて記録されたイングランド及びウエールズでのサルモネラ症
 サルモネラ症の合計は1
,010件で、その血清型は、S.Enteritidis(PT4)が175件、S.Enteritidis (other PTs)が372件、S.Typhimuriumが112件、S.Virchowが30件、その他が321件であった。
3.イングランド及びウエールズにおいて2007年第6~9週の期間に報告された一般腸内細菌感染症
 細菌別に見るとカンピロバクターによる症例が最多で1
,425件、次にロタウイルスによるものが951件、以下サルモネラ属菌によるものが442件、ノロウイルスによるものが337件と続いている。
 2007年第1~9週累計では、カンピロバクターが4
,252件で2006年同期の5
,536件から20%以上減少している。また、ロタウイルスについては、2007年第1~9週累計が1
,652件で2006年同期の4
,249件と比較し50%以上減少、さらにノロウイルスも2007年が1
,025件で前年同期の1
,517件から相当減っている。他方、サルモネラ属菌については、2007年第1週~9週の累計が1
,478件を記録、2006年同期における1
,170件からかなり増加した。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国健康保護局(HPA)
情報源(報道) Health Protection Agency
URL http://www.hpa.org.uk/hpr/
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