食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01820660216
タイトル ニュージーランド食品安全庁(NZFSA)、サラミ用食肉製品(UCFM)の新製造基準案を公表
資料日付 2007年3月1日
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分類2 -
概要(記事)  ニュージーランド食品安全庁(NZFSA)は、サラミ用食肉製品(Uncooked Comminuted Fermented Meats:UCFM)の製造に関する新基準案を策定し、関係業界の意見を募集するためにディスカッション・ペーパーと共にウェブ上で公表した。
 新基準策定の背景となったのは、若干の食肉店及び食肉加工業者の中にUCFM製品の微生物に対する安全性を確保するために必要な製造工程を認識していない事例が見受けられたことがある。NZFSAの調査によると、これまでニュージーランド国内においてUCFM摂取に起因するヒトの感染症例は確認されていないものの、隣国豪州では志賀毒素産生性大腸菌(STEC)汚染により1995年に1人が死亡し、20人以上の子供が入院した事例があった。NZFSAは、最近行った評価の結果、一部の小規模食肉店及び食肉加工施設では微生物、特にSTECの抑制レベルが不十分であるとしている。
 基準案の骨子は以下の通り。
1.UCFM生産者は、製品中の大腸菌レベルが豪州・ニュージーランド食品基準コードの1.6.1項 - 食品の微生物基準値に従って抑制されるよう生産工程を管理することが義務付けられる。
2.UCFMがリスク管理プログラムもしくは食品安全プログラムの下に製造されることを義務付ける。
 意見の提出期限は、2007年3月30日。
 新基準案並びにディスカッション・ペーパーの全文はそれぞれ下記のURLから入手可能。
http://www.nzfsa.govt.nz/consultation/ucfm/ucfm-standard-draft.htm
http://www.nzfsa.govt.nz/consultation/ucfm/page.htm#TopOfPage
地域 大洋州
国・地方 ニュージーランド
情報源(公的機関) ニュージーランド食品安全機関(NZFSA)
情報源(報道) NZFSA
URL http://www.nzfsa.govt.nz/publications/media-releases/2007-03-01.htm
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