食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01820610341
タイトル フランス経済・財政・産業省、ボトルウォーターの成分調査
資料日付 2007年2月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス経済・財政・産業省競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)は、フランス又はほかのEU加盟国でボトルに詰められた天然ミネラルウォーターの成分調査を行なった。
 調査の目的は、下記の残留量を明らかにすることにある。
①フッ素:含有量が1.5mg/Lを上回るおそれがあるにもかかわらず、その旨の警告表示がない水について
②臭素酸塩及びブロモホルム:オゾンを豊富に含む空気で処理されたおそれがあるにもかかわらず、その旨の表示がない水について
③ヒ素、バリウム及びマンガン
 ほかのEU加盟国から輸入された17サンプルを含む計45サンプルを分析した結果、10サンプルが不適正とされた。そのうち、1サンプルがドイツから、2サンプルがイタリアから発送された。また、3サンプルが経過観察とされた。
1.不適正とされたサンプル
(1)マグネシウムの含有量が少ない(2サンプル)
(2)フッ素が表示の含有量と同等、又はそれを上回る(1サンプル)
(3)マンガンが基準値を上回る(1サンプル)
(4)マンガン及びバリウムが基準値を上回る(3サンプル)
(5)「硝酸塩を含有しない」旨の表示(1サンプル)
(6)成分と異なる表示(2サンプル)
2. 経過観察とされたサンプル
(1)フッ素が表示の含有量と同等、又はそれを上回る(1サンプル)
(2)成分と異なる表示(2サンプル)
 フランス国内の業者の大半は、ボトルに詰める水に天然に存在し、その超過が公衆衛生のリスクとなり得る成分の最大基準値を遵守するための処理システムを設置している。しかし、不適正率が22%と高いことから、今後DGCCRFはボトルウォーターの成分調査の数を増やす必要がある。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス経済財政産業省(MINEFI)
情報源(報道) フランス経済・財政・産業省(MINEFI)
URL http://www.minefi.gouv.fr/DGCCRF/02_actualite/breves/brv0207a.htm
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