食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01820430149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、アーモンド、ヘーゼルナッツ及びピスタチオなどの総アフラトキシン最大含有量引き上げに伴う消費者の健康リスク増大に関する科学パネルの意見書を公表
資料日付 2007年3月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は、アーモンド、ヘーゼルナッツ及びピスタチオなどの総アフラトキシン(B1+B2+G1+G2)最大含有量引き上げに伴う消費者の健康リスク増大に関する科学パネルの意見書を公表した。概要は以下のとおり。
 アフラトキシンはナッツや乾燥果物に産生するカビ毒で、動物やヒトに発がん性が指摘されている。現在、EUで許容されている総アフラトキシンの最大含有量は4μg/kgであるが、国際貿易の円滑な発展を目的として、ナッツ類中の総アフラトキシンの最大含有量を国際的に統一する動きが広がっている。例えば、2006年のコーデックス委員会の会合では、調理済みナッツ類中の総アフラトキシン含有量を8μg/kgとすることが話し合われたものの、最終的な結論は得られていない。
 それゆえ、EFSAは、ナッツ類中の総アフラトキシンの最大含有量を4μg/kgから8~10μg/kgに引き上げた場合、消費者の健康リスクにどのような影響を与えるか評価を行うよう要請された。
 評価の結果、ナッツ類中の総アフラトキシン最大含有量を引き上げたとしても、食品経由でのヒトのアフラトキシン暴露量に大きな影響は無く、それゆえ発がんリスクにも大きな影響を与えないことが判明した。しかし、公衆衛生保護の観点上、食品からのアフラトキシン摂取は合理的に達成可能な限り低くすることが望ましく、また、市場に流通するアフラトキシンで高濃度に汚染された食品を減らし、ナッツ類に限らず他の食品からのアフラトキシン暴露を防ぐことも重要となってくる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/science/contam/contam_opinions/ej446_aflatoxins.html
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