食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01810280188 |
タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、脂肪分フリーのフルーツヨーグルトについて「体の線を保つのに役立つ」とする強調表示の妥当性評価に関する意見書 |
資料日付 | 2007年1月9日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、脂肪分フリーのフルーツヨーグルトについて「体の線を保つのに役立つ」とする強調表示の妥当性について競争・消費・不正抑止総局から諮問を受け、今般2007年1月9日付意見書(3ページ)を公表した。 この一連のヨーグルト製品に付される強調表示は次の5点である。 ①カルシウムが豊富 ②食物繊維の供給源 ③緑茶エキス含有 ④「体の線を保つのに役立つ」 ⑤「ダイエット中にカルシウムの摂取量を多くすると体重をコントロールしやすいことが最近の研究で明らかになっている」 ①のカルシウムについては、酸性飲料及びその他の乳製品によく使用される乳ミネラル濃縮に由来する。その含有量を考慮すると、この強調表示は受け入れることができる。申請者は、1日2瓶を摂取するよう勧告しており、1日4瓶の摂取で安全基準値2g/日を超過する可能性があると指摘していることから、1日2瓶を超えて摂取しないよう表示する必要がある。 ②の食物繊維については、とうもろこしのデンプンに由来する耐性マルトデキストリンから産生する。申請者は、いくつかの文献及び2002年に公表した食物繊維に関するAFSSAの報告書に基づき「可溶性食物繊維」として認定するよう主張しているが、AFSSAの報告書によると当化合物は食物繊維とみなされる食品成分のポジティブリストには記載されていない。 ③の緑茶エキスについては、抽出工程の詳細が申請書に明記されていない。当該製品の緑茶エキスにはわずかの量のカテキンしか含まれないことから、リスクとはならない。 ④の強調表示については、当該製品の脂質分は0%であるということから、妥当とされ得る。ほかにも当該製品に含まれるいくつかの成分、特にカルシウムの含有量がこの強調表示を支持すると想定されるが、カルシウムの摂取量と体重の相関関係が証明されているのは特定の集団に限られていることから、この強調表示の表現は明瞭ではない。 ⑤の強調表示については、漠然としており、論議の余地がある。 結論としては、本件について最終的に判断を下す前に、次の2点について補足情報を提出すべきと考える。 ①食物線維:申請者は、AFSSAの報告書のなかから食物線維と認定する根拠となる情報を提示する必要がある。 ②緑茶エキスの物理的抽出工程 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
URL | http://www.afssa.fr/Ftp/Afssa/39332-39333.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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